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8月26日(水)から始まったBIRTV 2009が閉幕しました。主催者側から入場者数の発表等は出ていませんが、現地から送られてきた写真を見る限り、前回同様たくさんの方にお越しいただいたように感じました。春に発表された新製品など、手に触れられるものがそろっていたので、いつもお使いのカメラとは別のタイプなどもお試しいただけたかもしれません。こちらでは、今までのエントリーでご紹介できなかったコーナーの様子をお知らせしますね。
メインステージでは新製品紹介のほかにも、P2HDを使った映画監督のインタビューも放映されていました。P2HDを使うことによるエコアイディアを興味深くご覧になっていた方も多かったようですね。
こちらはスイッチャーの現行商品と新製品が試せるコーナーです。ここでは、ワイプをはじめとする画面切り替えエフェクト、複数の画面を親子表示させるなど、様々な操作を体験することができます。さらに、対応するカメラ回転台と直接接続すれば、カメラの遠隔操作までできるタイプもあるとか。商品サイトでは、わかりやすい機能紹介動画が公開されていますので、ぜひご覧ください。
北京オリンピックをきっかけにして、さらにデジタル化、多チャンネル化が進んでいる中国。すでに一部でハイビジョン本放送も始まり、今後は高画質化が加速しそうですね。高画質の映像素材を収録し、効率よくコンテンツ化するP2HDのような、先を見据えた方式が注目されるのもわかる気がします。
さて、9月に入ると今度はドイツのベルリンで「IFA 2009」が始まります。ドイツの夏の風物詩ともいわれるIFA 2009は、hiroyukiさんが会場からレポートしてくれます。今は下調べの真っ最中みたいですね。hiroyukiさん、よろしくお願いします!
放送のデジタル化は浸透しつつあり、中国国内の放送局でも収録した映像素材をデジタルファイルのまま処理することが増えているそうです。現地サイトのリリース(中国語)を見ても放送局にP2HDが採用された、というニュースが掲載されています。
これらの放送局がP2HD採用を決めたポイントを見てみると、安定した映像素材を収録し、スピーディーに編集できること。コンテンツを局内のネットワークを介して送出したり、サーバにバックアップしたりする作業が効率的に行えることが挙げられていますね。P2HDにすると、DVCPRO50で映像素材を収録するのに比べて約3倍のスピードで処理できるとも書かれています。こうしたノンリニア編集やサーバに関しては、パナソニック1社にとどまらず、広くノンリニアメーカーとパートナーシップを展開。その結果、システム構築時の自由度が格段に広がっていることが、新たに導入をお考えの放送局にとってメリットになっているようですね。
ブース内のノンリニアメーカーのコーナーには、様々な編集アプリケーションの画面が表示されています。使い慣れたアプリケーションに近いものを選んだり、新しい機能に興味がわけば、その場ですぐに聞くことができます。ノンリニアメーカーの方にとっても、見込み客ともいえる来場者の方の「生の声」が聞ける絶好の機会。今後の製品開発に役立つこともありそうです。
デジタル化、多チャンネル化が進むと、作り手にとって気になるのは1コンテンツあたりの制作コストではないでしょうか。その点、メモリーカードを何度も書き換えて収録するP2HDは、長期的に見ればメディア・コストを削減。テープなど使用済みメディアの廃棄物を減らすことで、環境保全にも貢献します。それに、P2HDには5年間無償修理特約(P2アセットサポートシステム)があり、メンテナンスのコストもカットできますね。豊富なコンテンツをコンスタントに発信するのに無視できないトータルコストメリット。この点に優れるP2HDは、放送局だけでなく、教育や広告業などにもますます普及していくような気がします。
BIRTV 2009も2日目が終了しました。現地からパナソニックブースの写真が届きましたのでご紹介しますね。今年のブースファサードには透けた素材が使われていて、さわやかな印象ですね。右奥に来場者の方が集中しているのが見えますが、ここはシューティングコーナーです。やはり、フルラインアップ揃ったカメラが試せるというのは、大きな魅了なんでしょうね。
| カメラシステム、メモリーカードレコーダー、プレーヤーがディスプレイされたAVCWORLDコーナー。カメラの置かれている位置が上下していますが、それには意味があって、おすすめ市場別にディスプレイされているそう。一番上は広告・映画制作となっています。新作がデジタル撮影、という話も聞きますし、映画業界でもデジタルの活用が増えてきているんですね。 |
| ニューススタジオを模したシューティングコーナー。キャスター役の女性を撮影する設定になっています。撮った映像はカメラ横の液晶ビデオモニターで確認できます。カメラ本体にも大きな液晶モニターが付いていて、色やフォーカスの確認もしやすそうに思いました。 |
| こちらは料理番組のスタジオを想定したシューティングコーナー。女性二人が話をしながら、料理を盛りつけたり、テーブル間を行き来するなど動きのある被写体となっています。賑やかな色あいのセットなので、忠実に色を描き分ける実力が問われそうですね。 |
| 収録した映像素材はいち早く編集してコンテンツにしなくてはなりません。ブース内のP2アライアンスコーナーでは、ノンリニアのメーカーが自社コーナーを持っていて、編集作業のデモを行ったり、問い合わせに応えています。より多くのアプリケーションが選べるようになるほど、新たに導入する場合の選択の幅も広がりますね。 |
| ブース入口に設けられたエココーナーでは、パナソニックが世界各地で行っている環境への取り組みを紹介しています。タッチパネルディスプレイに触れると上映されるそれぞれのコンテンツは、中国語だけでなく英語や日本語でも用意されているようですね。ディスプレイの右側には、テープをP2カードに置き換えることによる廃棄物削減のパネルが展示されています。 |
北京オリンピックが閉幕して約1年。BIRTVがいつもの開催時期に戻ってきました。パナソニックブースは前回と同じく、3号館の入口を入ってすぐの場所にあります。ブース入り口には103v型プラズマディスプレイがあり、パナソニックの環境への取り組みやオリンピックをはじめとするスポンサー活動の映像を上映しています。5月に北京で「パナソニック・北京環境フォーラム2009」を開催したこともあり、P2HDシリーズの採用による廃棄物の削減や周辺機器など、業務用放送機器におけるパナソニックのエコアイディアをご紹介する特設コーナーができています。
今年のパナソニックの出展テーマは、「情系中国 領航高清」。昨年には北京オリンピック、そして今年建国60周年と、重要な行事が続く中国。パナソニックはHD映像技術でこれら中国の歴史的な事業を全面的にサポートします、との意味合いを込めたテーマなのだそうです。また、今後とも中国の放送、映像制作業界とともにHD事業と新たな映像文化を創り出していこう、という意思表示とも言えるんですね。ブースデザインにも、この出展テーマが大きく掲げられていますよ。
現地の特設サイト(中国語)によると、ブースは商品ごとにエリア分けされ、ブース正面はワークフロー提案コーナー。その右横は、P2 VARICAM AJ-HPX3700MC、P2シリーズのAJ-HPX303MC、AJ-HMC173MC、AJ-HMC153MCから、 AVCCAMの新製品AG0HMC43Cといった機動力のあるコンパクト機、カメラ部とレコーダー部が別になっていて、特殊アングル撮影を可能にするPOVCAM AG-HMC10MCといった小型機までが一堂に展示されているカメラコーナーになっています。
ワークフローの提案コーナーを挟んで左横は、パートナー企業のソフトウェアが体験できるコーナー。そして、ブース奥に控えるのがシューティングコーナーです。こちらでは、ハンディタイプのAVCCAMからスタジオカメラにいたるまでフルラインナップの試用体験ができます。展示の担当者に尋ねたところ、今年のシューティングコーナーはニュースや料理番組、トークショーなどをイメージしたスタジオを再現しているそうです。現地の特設サイトにもブースの様子などが紹介されていますので合わせてご覧ください。また、写真が届いたら改めてご紹介させていただきますね。
BIRTV 2009の開幕が近づき、現地サイト(中国語)のプレスリリースには出展商品が公開されています。P2HDシリーズから、小型で機動力にすぐれたAVCCAMの新製品が紹介されていますよ。中にはレンズ部とレコーダー部をケーブルでつなぐ特殊アングルでの撮影用途のカメラシステムなど、新たなコンセプトの製品も見られます。BIRTVは、主に放送、映像関係者を対象とした展示会なのですが、あくまで趣味としてのビデオ撮影を目的としながらも、市販のビデオカメラでは飽き足らずに業務用カメラを愛用する「プロシューマー」と呼ばれる方も多く訪れるとか。そういう方たちにも、本体がコンパクトでSDメモリーカードに記録できるAVCCAMは人気があるそうです。
放送業界の方たちにはおなじみのAVCCAMですが、さらにすそ野を広げるべく、映像を使うことの多い業界、文教、ブライダル業界、行政、広告制作会社等の人たち向けに中国19都市、33カ所で「AVCCAMロードショー」というイベントを行っていたそうです。これは、AVCCAMはもちろん、パーム型のP2シリーズ(AJ-HVX203、AJ-HPX173、AJ-HMC153、AJ-HMC73)も使った、1日がかりの試用体験会。まず、講師による商品セミナーと質疑応答の後、参加者が実際に操作することで、P2カムやAVCCAMの魅力を体感いただくもの。2008年12月に始まったキャラバン形式のこのイベントは、最終的には4000人以上に体験いただいたことになるそうです。この他にもプロ向けの講座や技術交流会など様々な機会でP2HDの輪を広げていたそう。今回のBIRTV 2009にもこれらのイベントに参加いただいた方が多数いらっしゃるのではないでしょうか。
パナソニックブースでは、こうしたイベントに登場したカメラシステムの他、LCDモニター、デジタルAVミキサー、編集コントローラー等が展示されます。カメラの新製品では、レンズ交換式タイプで軽量、低重心のショルダータイプのP2カム、AG-HPX303(日本では、AG-HPX305)、コンパクトなボディにフルHD映像記録が可能なAG-HMC43(日本ではAG-HMC45)、レコーダーとカメラ部をケーブルでつなぐタイプで、特殊アングルでの撮影が可能なPOVカメラAG-HMR10とAG-HCK10等、ユニークなスタイルのカメラがそろっています。シューティングコーナーでは、こうした新製品のほか、映画のフィルムライクな画作りが好評なP2 VARICAM AJ-HPX3700、AJ-HPX2700といったハイエンドのカメラシステムまで試していただけます。お目当ての機種がある方は、早めにお越しいただく方が良いかもしれません。
8月26日(水)から北京で開催されるBIRTV 2009(北京国際ラジオ映画放送機器展示会)は、テレビ、ラジオ業界における中国最大の展示会です。近年では、日本のInter BEE、アメリカのNAB、欧州のIBCと並ぶ世界主要の放送機器展の一つとも言われており、中国国内のみならず、日本をはじめとする海外メーカーも数多く出展しています。昨年は北京オリンピックの開催と重なっていたため、11月に開催されましたが、例年は8月に開かれており、今年で18回目を迎えます。
北京オリンピックといえば、オリンピック史上初めて、国際映像信号がハイビジョン(HD)規格で制作・配信されたことを覚えていらっしゃいますか?美しく、迫力のある映像で競技をご覧になった方も多いかと思います。中国では2015年をめどに、アナログからデジタル放送への完全移行を進めていて、今年には中国の100都市で地上デジタルテレビ放送がスタートするとか。国家広播電影電視総局(広電総局)の発表によると、このデジタル放送は、高精細度と標準画質の2つのチャネルが設けられ、一部地域では標準画質のみが放送されるそうです。北京オリンピックをきっかけに、デジタル放送が受信できるセットトップボックスの出荷数が大きく伸びているものの、現状では「高画質映像」よりも「多チャンネル」のイメージが強いようですね。とはいえ、国家計画なら、難視聴地域への普及やテレビのデジタル化も着々と進んでいくのではないでしょうか。
コンテンツを作る側のデジタル化も急務ですから、システムの拡張や入れ替えを考えておられる関係者も多数来場されることでしょう。今年の出展内容については、追ってお知らせしますね。
- BIRTV 2009
- 会期: 2009年8月26日(水)~8月29日(土)
会場: 中国国際展覧センター (中国、北京)
主催者: 国家広播電影電視総局
公式サイト(英語): http://www.birtv.com/english/


