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家電製品や住宅設備で省エネをとことん追求して、どうしても必要なエネルギーは燃料電池、太陽光発電、蓄電池などでまかなうことで、CO2の排出量をゼロにするというのが、エコアイディアハウスでも示されたこれからのパナソニックの提案。これからの時代に欠かせない「創エネ・蓄エネ」を実現する製品や技術が、ここパナソニックセンター北京でも紹介されています。
| 太陽の光エネルギーを変換して電気をつくり出す太陽光電池に関する展示です。いま最も注目を集めている技術のひとつでしょうね。 |
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。 | こちらは、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの展示です。日本では「エネファーム」という統一名称ですでに販売が開始されているこの燃料電池は、水素と酸素の化学反応によって得られる電気と熱を、家庭のエネルギーとして利用するシステムです。自宅で発電するため、発電所では捨てられている発電時の熱を、お湯として有効活用できるというメリットがあります。コーナーではその仕組みを、模型を使いわかりやすく解説しています。 |
| ハイブリッドタワー「風かもめ」は、風車と太陽電池を組み合わせた発電システム。サボニウス風車という特殊な形状の風車を採用することでどの方向からでも風速1.5m以上の風があれば発電し、付属している照明を点灯できるほか、ネットワークカメラも搭載しています。北京では、オリンピックの選手村や大学の構内などにも採用されました。 |
パナソニックは、「地球環境との共存」に貢献することを事業ビジョンのひとつに掲げ、「エコアイディア宣言」にもとづいた環境経営を推進しています。その「エコアイディア宣言」の重点的取り組みが、「商品のエコアイディア」「モノづくりのエコアイディア」「ひろげるエコアイディア」の3つのエコアイディア。パナソニックセンター北京の環境ショウケースも、この3つのエコアイディアごとにゾーンが分けられています。
では、最初に「商品のエコアイディア」を紹介したゾーンへご案内しましょう。こちらでは、省エネ効果の高い製品や技術の紹介をはじめ、創エネ、蓄エネ関連製品などを展示しています。
| 「パナソニック・中国環境フォーラム2009」で紹介されていた、日本のエコアイディアハウスに関する展示を、パナソニックセンター北京でも見つけました。省エネ製品を使うだけではなく、エネルギーをつくり出すとともに自然エネルギーを活用するという暮らしの提案です。ちなみにエコアイディアハウスは、中国語で「緑色創意之家」となっています(表記は簡体字)。雰囲気のある名称だと思いませんか? |
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。 | こちらは、エアコンのコンプレッサーなどを制御するインバーター技術について解説するコーナーです。左の装置がインバーター無しで、右がインバーター付き。両方とも風力でピンポン玉を浮かび上がらせているのですが、モーターの回転数が細かくコントロールできるインバーター付きの方はピンポン玉の上下のブレが少なく、安定した制御で無駄なエネルギーを抑えられることを訴求しています。 |
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。 | こちらでは、冷蔵庫などに使われている真空断熱材「U-Vacua」の比較展示がおこなわれています。とても薄い素材でありながら、ウレタンの20倍という優れた断熱性能を持つこの素材。実験では、手をのせるための熱を帯びた台があり、左手は断熱材なし、右手は「U-Vacua」を敷いた状態で熱の伝わり具合を確認できます。実際に試してみると、U-Vacuaの方は非常に薄いにもかかわらずほとんど熱は伝わって来ず、その違いは驚くほどでしたよ。 |
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。 | こちらは従来の白熱電球と電球形蛍光灯パルックボールプレミアとの比較展示です。消費電力は6分の1でありながら、寿命は10倍という省エネ性を訴求しています。また、実際に両者が発する熱がどれくらい違うのかを、手をかざして体感することもできます。 |
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。 | プラズマディスプレイパネルの発光効率を約2倍に高める「高発光効率化技術」については、昨年のchitec 2008の時にもお伝えしました。こちらのコーナーには、この技術を採用し今年4月から中国で発売されているVIERAが展示されていました。2007年モデルとの比較で、実際の消費電力がリアルタイムで表示されており、同じ明るさの画面でありながら消費電力が半分であることがひと目でわかります。1年前に展示会で見た技術が、こうやって実際の製品に生かされているのを見ると、やはり感慨深いものがありますね。 |
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。 | こちらでは、省エネ性が高くエコキュートやエアコン、洗濯乾燥機などに使用されているヒートポンプの原理を解説しています。ヒートポンプは、大気中の熱を自然冷媒(CO2)に集め、それを圧縮することで高温にして、お湯や温風をつくり出すというしくみ。実験では、自転車のペダルを回転させるとコンプレッサー内の圧力が高まり、その時に発生する熱で、ハンドル部が熱くなる様子を体験できます。 |
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。 | 部屋の換気は重要ですが、冷房時や暖房時はせっかく冷えたり暖まったりしている室内の空気を外に逃がすことになってしまいますよね。そんな時に有効なのが、熱交換素子を使った換気システム。こちらのコーナーでは、換気のために排出する室内の空気と外の新鮮な空気の間で熱を交換し、空気だけを入れ換えて室内の温度の変化は抑えるという、そのすぐれた機能を解説しています。 |
パナソニックセンターは、「ユビキタスネットワーク社会の実現」と「地球環境との共存」に最先端技術で貢献するという事業ビジョンのもと、パナソニックが目指す姿を、具体的な製品やサービスで紹介するとともに、ユーザーからの意見や要望を直接キャッチできる「コミュニケーションの場」と位置づけられています。東京と大阪に続き、2007年北京に開設されました。
今回、「パナソニック・中国環境フォーラム2009」の開催にあわせて、パナソニックセンター北京の環境展示ゾーンがリニューアルしたということで、さっそく取材に行ってきました。まずは、その概要を写真と動画でご覧ください!
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。 | 北京の中心である天安門から東へ約7km、大望路と建国路の交差点に建つ新光天地は、世界中の有名ブランドが入る、北京でもトップクラスの百貨店です。写真の建物の右側に、ガラスでできたキューブ状の部分があるのがおわかりいただけると思います。その5階と6階にあたる場所に、パナソニックセンター北京があります。 |
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。 | 百貨店の中を歩いていると、突如あらわれるPanasonic ideas for lifeのサイン。ここが、パナソニックセンター北京のエントランスです。営業時間は朝10時から夜の10時までと、大変長いのも特徴です。仕事帰りでも寄ることができますね。 |
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。 | エントランスを入るとすぐ目に入るのが、エコアクションステージです。ここでは、来場者が自ら取り組むエコアクションを宣言。記念の動画や写真を残すことができます。他にも「エコ知識検索台」や「地球温暖化シミュレーター」など、環境問題について楽しく学べるアトラクションが用意されています。 |
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。 | 今回リニューアルしたのが、環境問題へのパナソニックの解決提案を集めたゾーンである「環境ショウケース」。実に広いスペースをとって展示されており、ショウルームの中でも環境というテーマが重要な位置を占めていることがわかります。詳しくはあとのエントリーでご紹介しますね。 |
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。 | 「環境ショウケース」の隣にある「ユビキタスネットワークショウケース」では、ユビキタスネットワーク社会に向けた最新技術の紹介をはじめ、VIERAコーナー、LUMIXコーナーなどパナソニックの最新のデジタルAV製品を展示しています。 |
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。 | 自然光が心地よく差し込む階段を昇った6階は、「生活快適実現ショウケース」と名づけられたエリアです。ここには7つの快適な生活シーンを再現した「くらし体験ゾーン」や高品質な家電製品・住宅設備・セキュリティ・ネットワーク製品を体験できる「商品体験ゾーン」、これからの住まいづくりへの提案を映像で見ることができる「生活快適実現ビジョン」などがあり、「家まるごと快適なくらし」を実現する最新のソリューションを提案しています。 |
「パナソニック・中国環境フォーラム2009」の終了後、来賓やメディアのみなさんは場所を移動し、パナソニックセンター北京の見学へと向かいました。
パナソニックのショウルームであるパナソニックセンター北京。実は、フォーラム会場となった北京リッツカールトンホテルのすぐ近くで、新光天地という百貨店の中にあります。このあたりは、大望路と建国路という大通りが交わる、市内でも急激に発展しているビジネスエリアです。そして、このエリアのランドマークともいえる新光天地の5階と6階の一部が、パナソニックのショールームであるパナソニックセンター北京なのです。
もちろん私も同行しましたが、フォーラムに出席した多くの皆さんが、パナソニックの宣言の内容を具体的なかたちで見学できる展示を熱心にご覧になっていました。展示内容については詳しく取材をして、あらためてエントリーでご紹介しますね。
数多くのメディアを集め、北京屈指のホテルのボウルルームで開催された今回のフォーラム。来賓にもかなりのVIPが名を連ねており、「中国の環境貢献におけるモデル企業になる」という今回の宣言が、パナソニックにとっていかに重要なメッセージであるのかを実感することができました。
「パナソニック・中国環境フォーラム 2009」で打ち出された、パナソニックが中国の環境貢献におけるモデル企業になるという宣言。その第3の柱は「人づくり」です。
2007年には中国のグループ会社74社の約6万7千人の従業員が、一人ひとりがエコライフスタイルを実践することの決意を示した「エコ行動宣言」に署名し、さまざまな取り組みを職場、家庭、地域で実践しています。今回の宣言では、この活動を地域社会へ広げ、展開しようというのがその骨子です。
たとえば、パナソニックセンター北京では、2007年より子供向けの環境教育を実施してきました。これを、大きく広げ、今年6月より80の事業場で実施する予定です。目標は、10年間で100万人の子供たちの環境教育をおこなうことだそうです。
そして、もうひとつ例にあげられていたのが植樹活動です。事業場がある各地域のCO2吸収と自然環境改善に向けて、中国のパナソニックグループ従業員10万人の数だけ、毎年各地域に植樹を実施。目標は10年間で100万本の木を育てることだそうです。実は、10年後の2018年はパナソニックの創業100周年。この意味からも、これからも10年間は、「100」という数字にこだわっていきたいというお話もされていました。
100万人の子供たちが学んだこと、10万人の従業員にあたる数の木を10年にわたって植えたこと。そして、それにとどまらず、そこで学んだことや感じたことを、それぞれの人が家族や友達に伝え広げていくことができたら、きっとその力はすごいものになるでしょうね。
さて、このフォーラムの開催と時を同じくして、パナソニックのショールームであるパナソニックセンター北京がリニューアルしました。このあとのエントリーで、その様子をご紹介しますね!
| 今後10年間に100万人の子供への環境教育を広めていくプランが、スライドで紹介されています。 |
続いて、第2の柱である「モノづくり」についてご紹介します。これは、パナソニックグループが長年にわたるモノづくりで培ってきた工場環境管理のノウハウと人材を、社外にも広めていこうというものです。
具体的には、中国内の他企業の工場技術者を対象に、パナソニックの環境技術者育成プログラムを提供します。トレーニングを積んだ工場技術者を講師として派遣し、環境専門教育を実施していく計画です。
現在パナソニックでは、中国政府が定める第11次五カ年計画の主要な環境指標の2010年の目標を企業内目標に置き換え、2009年度にその目標水準を達成することに取り組んでいます。さらに、中国の代表的な環境認証制度の清潔生産審査には対象となる全55工場が挑戦し、累計で49工場が合格、残りの6工場も今年度中に取得する予定だそうです。こういった、ハイレベルな環境管理のノウハウを、将来は、他の業界でも役立てられるプログラムとして進化させていこうとしているんですね。
それにしても、自社が積み上げたノウハウをどんどん使ってくださいと提供するばかりか、講師を派遣して指導までおこなうとは。損得は別にして、「自社にできることは、どんなことでもやってみよう」という強い気概のようなものが伝わってきます。
| 実際の研修は、CO2削減技術をテーマとしたものからスタートするそうです。「CO2削減はエネルギー問題の解決に直結するだけでなく、無駄なエネルギーをなくすことでコスト削減にもなり、企業の生産性向上につながる」というのがその理由だそうです。 |
5月19日の「パナソニック・中国環境フォーラム 2009」で、パナソニックは中国の環境貢献におけるモデル企業になることを宣言しました。これは、2007年に発表された「中国環境貢献企業宣言」をさらに積極的におしすすめたもので、より広く中国社会に貢献していこうという姿勢があらわれた内容となっています。パナソニックチャイナ(有)の城阪会長がスライド資料を交えながら発表した方針には、大きな3つの柱があります。それは「製品づくり」、「モノづくり」そして「人づくり」。これらは、パナソニックがグローバルに進めている「3つのエコアイディア(「商品のエコアイディア」「モノづくりのエコアイディア」「ひろげるエコアイディア」)にそれぞれ対応しているようです。では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
まずは第一の柱である「製品づくり」。パナソニックは2007年の「中国環境貢献企業宣言」でも「すべての製品をグリーンプロダクツにする」ことを約束しています。この宣言以来、中国で販売する製品の環境性能を向上させ、中国政府がすすめる環境ラベルの取得に取り組み、2008年度は対象となる新製品の約8割の機種で取得しました。
また、今回の発表では、機器個別の省エネ性能向上にとどまらず、創エネ・蓄エネ、さらにはエネルギーマネジメントにも取り組むことを宣言しました。その具体的な例は、今年4月に日本のパナソニックセンター東京内に公開された「エコアイディアハウス」でも示されています。
環境に配慮した製品を生み出す徹底した姿勢に加え、近い未来を見据えて製品のあるべき姿を打ち出してきた今回のフォーラム。パナソニックの環境問題に対する決意が、集まった政府関係者やメディアの方々に力強く伝わったのではないでしょうか。
| 今年日本のパナソニックセンター東京内で公開された「エコアイディアハウス」。自然の恵みを生かすとともに、さまざまな機器の省エネと、燃料電池・太陽電池・蓄電池による創エネ、蓄エネの組み合わせでCO2排出量をプラスマイナスゼロにするしくみを、いわば環境に配慮したくらしの近未来の姿として紹介していました。 |
2007年に続き、今回で2回目となる「パナソニック・中国環境フォーラム 2009」。パナソニックはこれまでも、中国を最重要地域の一つと位置づけてきました。3ヵ年にわたる環境経営の全社運動として「中国エコプロジェクト」を2007年に立ち上げ、同年9月には第1回目の「松下グループ・中国環境フォーラム 2007」を開催。この時、その後の3年間に取り組む具体的な環境活動を約束した「中国環境貢献企業宣言」を発表しました。
今回のフォーラムはまず、主催者代表として中国日本友好協会の会長である宋健氏のスピーチからスタート。次に、在中国日本国大使館の宮本雄二大使、環境保護部の李幹傑副部長が挨拶をされました。いずれの方も、今日の環境問題を人類の将来に関わる最優先課題ととらえ、中国のために貢献してきたパナソニックの環境活動を高く評価しておられました。続いて、パナソニック側からは、大坪文雄社長が挨拶。そして、今回のフォーラムの主題である方針発表をパナソニックチャイナ(有)城阪俊郎会長がおこないました。城阪氏が発表したパナソニックの新たな取り組みについては、次のエントリー以降でご紹介します。
これらの方々の話の中で繰り返しふれられていたのが、パナソニックと中国との深い関わりです。この歴史は今から31年前、当時副総理だった鄧小平氏とパナソニックの創業者である松下幸之助氏が対面し、「エレクトロニクス技術を通じて、中国の近代化に貢献する」と約束をしたことにさかのぼります。そしてお二人の出会いから30年目となる昨年5月には、胡錦涛国家主席が来日。その際にパナソニック本社を訪れ、過去30年にわたる中国の近代化・電子工業の発展への寄与に対して感謝の言葉を述べるとともに、今後、「環境」を軸としたさらなる中国への貢献を要請されたのだそうです。
昨年の社名変更後に開催された今回の環境フォーラムでは、これまでおこなってきた活動に加え、さらに中国の環境貢献におけるモデル企業として、パナソニックが持つ環境技術やノウハウを中国社会で広く活用できるようにするための取り組みが発表されました。その内容については、以降のエントリーでご覧ください。
みなさんこんにちは、ブログライターのminoです。
実は、いま私は中国に来ています。5月19日、「パナソニック・中国環境フォーラム2009」が北京で開催され、その取材にやってきたのです。ここ中国の地で、パナソニックがどのように環境問題に取り組み、地域に貢献していこうとしているのかが語られたこのフォーラム。詳しい内容は以降のエントリーでお知らせしていきますので、どうぞご期待ください!
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。 | 5月19日、現地時間の午前9時から開催された「パナソニック・中国環境フォーラム 2009」。会場となった北京リッツカールトンホテルには主に中国、日本から多くのメディア関係者が集まり、注目度の高さをうかがわせました。 |
- パナソニック・中国環境フォーラム2009
- 日程:2009年5月19日(火)
場所:北京リッツカールトンホテル、パナソニックセンター北京
主催者:パナソニック株式会社、パナソニックチャイナ(有)、中国日本友好協会


