2007年8月31日(金)~9月5日(水)の6日間、ドイツの首都ベルリンで開催されたIFA 2007が閉幕して、はや2ヶ月が経過しようとしています。
引き続きUAE(アラブ首長国連邦)で開催されたGITEXとの日程の関係上、IFAが終了した翌日にはドバイへ移動し、そのままGITEXモードへ突入したため、この展示会のことをじっくりと振り返る余裕がなかなかありませんでした。さらに、その後日本国内でCEATECや国際福祉機器展が始まり、hiroさんやutsunomiyaさんの怒涛のエントリーを読者として楽しんでいるうちに、あっという間に2ヶ月も経ってしまいました。しかし、そろそろ、このIFA 2007のブログにも一区切りつける時が来たようです。
IFA 公式サイトでは、今年の出展社は、32ヵ国から1,212社。来場者は235,000人にのぼったことが報告されています。現場にいた実感としても、6日間という比較的長い会期であったにも関わらず毎日本当に大勢の来場者がいらっしゃっていましたから、大成功だったといえるでしょう。
8月末から9月初旬という時期なのに、朝夕はもう肌寒く感じる日も多かったベルリン。しかし、「世界最大級のコンシューマー・エレクトロニクス展」とうわたれるだけあって、会場のメッセ・ベルリンは終始熱気に包まれていました。そんな中、「Living in High Definition」というテーマで、展示が行われたパナソニックブース。中でも目を引いたのは、メインステージの正面に設置された、103v型プラズマディスプレイパネルの壁でした。そこに映し出される美しい映像の洪水に、本当に多くの人が注目し、佇んで眺めたり、カメラを向けたりしていました。そんな光景や、熱心に説明員と話し込んでいる来場者の様子などを見ていても、「HDの世界が、もう展示場やショールームで鑑賞するだけのものではなく、すぐ手の届くところまで来ているんだ」という実感が、会場の空気にあふれていたのではないかとつくづく思います。
また、途中「中締め」ということでしょうか、閉館後にメインステージの所でスタッフを慰労するための立食パーティー(DJつき!)が行われたり、メインステージの最後の回には、MCやパフォーマーがアドリブで歌やダンスを披露したりするなど、日本の展示会では見られない「ノリ」も印象的でした。総合的に印象を述べるなら、「展示会というものを楽しみ、活用するという文化」が、作り手側と来場者側の両方にしっかりと根付いている、ということに尽きると思います。
私自身、7日間にわたりベルリンに滞在して、IFAという大きな展示会に触れることができたことは素晴らしい体験でした。その興奮や感動、現場の様子が皆さんに少しでも伝わっていれば幸いです。ご愛読、どうもありがとうございました!引き続き、GITEXの感想もアップする予定です。こちらも、ぜひご一読ください。
6日間にわたり、ここベルリンで繰り広げられたIFA 2007が、現地時間9月5日午後6時、たったいま閉幕しました。

場内にはアナウンスが流れ、人びとは名残惜しそうに会場を後にしています。間もなくブースの撤収もはじまるはず。私も荷物をまとめて、この「秘密の小部屋」に別れを告げることとします。長らくのご購読ありがとうございました!
今回のIFAでは、ホールの内側がすべてパナソニックブースになっていたため、日本などでよくある、大きなホール内に複数の企業が軒をつらねるような雰囲気とは少し異なる印象でした。
他ブースとの接点は通路だけで独立性が高いため、「ブルーボックス」という世界感が効果的につくれていたのではないかと思います。来場者が一歩足を踏み入れると、そこは映像と音があふれるパナソニックブルーの世界。本当に多くの来場者が訪れ、熱心に展示やステージを堪能していました。
そして、私たちは明日の朝ベルリンを飛び立ち、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイへ向かいます。最高気温が17~18度という肌寒いベルリンから、灼熱のドバイへ。いったいどんな展示会と出会えるのでしょうか!!IFAに引き続き、GITEXのエントリーもご期待ください!
パナソニックブースのメインステージで英語とドイツ語で繰り返し演じられたコーポレート・ステージ。

ラストショーは、司会者パスカルのラップあり、ラストショー用のオリジナル振り付けありと、出演者やスタッフが一緒になってIFA最後のステージを楽しもうという雰囲気いっぱいのパフォーマンスとなりました。エンディングには幕間に行われていたLUMIXショーのダンサー達もステージに上がり、すべての出演者が勢揃いしてラストを盛り上げるようにダンスを披露。最後は、出演者も観客も一緒になって、拍手のなか大団円。いかにもヨーロッパらしいノリのよさに感激しました!
IFA会場であるメッセ・ベルリンで過ごすのも、今日が最後になりました。

私がメッセ・ベルリンで驚いていることのひとつに、展示会場の真ん中に大きな庭があるということがあげられます。ここには野外ホールも設営されており、IFAの前夜祭や期間中の同時開催イベントなどに使われています。庭を取り囲むようにビールやソーセージの屋台も出ていて、ひと休みする人の姿も多く見られます。
ベルリンという町自体にも緑はたくさんあるのですが、展示場の中にまで庭があるとは、なんともぜいたく。うらやましい限りです。
みなさん、おはようございます。IFAは今日が6日目、ついに最終日を迎えました。ここベルリンでは、朝から抜けるような青空が広がっています。最後のエントリーまで、ぜひおつきあいくださいね!

今日最初のエントリーは、昨日の閉場後に、ベルリンの中心地のひとつ、ポツダム広場にあるPotsdamer Platz Arkadenというショッピングセンターで行われている「VIERA」展示を取材してきましたのでご紹介しましょう。これは、プラズマテレビ「VIERA」のすばらしさを、世界中のお客様に知っていただくことを目的として世界各地で同時に展開されている「Global Plasma Roadshow」の一環として行われたもので、ここドイツではIFAの開催期間にあわせて実施されています。
多くの人が絶えず行き来する人気ショッピングモールの、1階ホールに設置された「VIERA」のブース。人びとの注目度も高く、そこで放映されている映画・スポーツ・アニメーションといったコンテンツのHD映像の美しさは多くの人の注目を集めていました。
特にテレビのような製品を購入する場合、自分の目でその良さを確かめるというステップは欠かせません。IFAのような展示会もそうですが、こんなふうに日常訪れるショッピングセンターに、ふと立ち寄ってその品質を確認できる場所があるというのは、購入を考えている人にとって便利でしょうね。
パナソニックのみならず、日立、パイオニア、ソニー、シャープなど、世界の有力電機メーカーをはじめ、ウォルト・ディズニー、ソニー・ピクチャーズ、20世紀フォックス、ワーナーといったハリウッド・メジャーの映画会社など、世界で173社(2006年6月22日現在)が参画し、次世代ディスクのデファクト・スタンダードとして期待されている、Blu-ray Disc。IFA 2007には、このBlu-ray Discの推進団体であるブルーレイ・ディスク・アソシエーション(BDA)も出展しています。
 | パナソニックのBlu-ray Discプレーヤーをはじめ、各社の製品を紹介するとともに、「容量」「拡張性」「ストレージ」「互換性」「プロテクション」「スピード」といったテーマでその優位性が訴求されています。映画ソフトの豊富さも魅力のBlu-ray Disc。 |
 | 大画面PDPでは、デモンストレーション映像が流されており、多くの人びとがその美しさに魅了されていました。 |
今回のIFA 2007では、双子の103v型プラズマディスプレイパネルが回転したり左右に動きながら映像を映し出すプレゼンテーションシステム(「GEMINI」という愛称で呼ばれています)が、メインステージの中央に設置されています。ステージのプレゼンテーションはもちろんのこと、幕間にも様々な映像を映し出し、ブース内の来場者の目を楽しませてくれています。
この「GEMINI」で映し出される映像の中で、パナソニックの製品とは直接関係がなさそうに思える幻想的な映像がありましたので、それについてご紹介しましょう。映像は今回のIFAで初めて登場したもので、タイトルは、「オンディーヌ」。オンディーヌとは、フランスのジャン・ジロドゥの戯曲や、ドイツの作家フーケの小説に登場する水の妖精の名からとられています。
水の妖精である「オンディーヌ」の名前がつけられていることからご想像のとおり、この映像は「水」がモチーフになっています。水は、プラズマディスプレイの回転や動きにあわせて姿を変え、流れをつくり、円をつくり、球となり、うねりとなって、画面にゆらめきます。実際に撮影した映像なのか、CGなのか、虚と実が入り混じったような映像が流れた後、暗い水の中を女性の姿をした妖精オンディーヌが現れ、ゆっくりと泳ぎ、やがて夢のように消えていきます。
多くの人が訪れるにぎやかなブースの中ですが、不思議な水の動きについつい周囲の喧騒を忘れて見入ってしまいました。そしてふと、その引き込まれるような、水の冷たさまで伝わってきそうなリアルな質感と色彩から、パナソニックのHD技術による映像の表現力やHD映像の持つ可能性が伝わってくるような気がしました。
 | 不思議な動きをする水の映像とBGMが、幻想的なイメージを創り出しています。 |
 | 左右に置かれた4枚のPDPにも、同じような水のモチーフが映し出され、ステージは涼しげな水のイメージで。 |
 | エントランス前には50v型のプラズマディスプレイが4枚回転するプレゼンテーションシステム(こちらは日本の忍者が使う道具の形に似ていることから「SHURI-KEN」と呼ばれています)が来場者をお迎えしています。毎日のように回転しても壊れないという、パナソニック製PDPの耐久性も伝えています。 |
昨日(9月3日)、パナソニックは、ロンドンにおいて2009年から2016年までの8年間にわたるオリンピックのワールドワイド公式パートナープログラム「TOP VII・VIII」契約に調印、国際オリンピック委員会(IOC)と共同で記者会見を行いました。今回の契約で、パナソニックは2010年バンクーバー冬季大会(カナダ)、2012年ロンドン夏季大会(イギリス)、2014年ソチ冬季大会(ロシア)と2016年の夏季大会(開催地未定)の4大会で、オリンピック大会をはじめとするオリンピックムーブメントに参加することになります。また、今回の契約では、テレビ、ビデオ・オーディオ機器、放送用・プロ用を含む音響・映像機器、AV記録メディア、カーナビゲーションシステムならび関連のカーマルチメディア機器、セキュリティー関連AV機器に加え、新たにデジタルスチルカメラが音響・映像機器カテゴリーの対象商品となり、これまでで最も幅広い商品カテゴリーがその対象となりました。
ここ、IFA2007のパナソニックブースにも「Sharing the Passion」コーナーがあります。来年の北京オリンピックで公式放送機器として採用された半導体メモリーシステム「DVCPRO P2HDシリーズ」のカメラや編集機器が展示されその技術が解説されるとともに、1988年のカルガリー大会(カナダ)から北京まで12大会、20年にわたるスポンサー活動の歴史が紹介されています。
いよいよ来年に迫った北京オリンピック。パナソニックブースのあちこちで流れるオリンピック映像を観ていると、過去の大会でアスリートたちが躍動しているさまざまなシーンが鮮やかによみがえります。そして、今回の調印でその歴史がさらに積み重なっていくことの重みを感じます。北京オリンピックは、国際映像がフルHDで世界に配信される初めての大会。いよいよオリンピックもHDの時代を迎えます。そしてそこには、パナソニックの最新のHD技術が生かされているのです。
 | 競技会場でも、家庭でも、世界中の人々が感動を分かち合う、「Sharing the Passion」のメッセージを発信しているオリンピックコーナー |
 | ロンドンでの調印式の映像がここIFA会場にもいち早く届き、「Sharing the Passion」コーナーで紹介されています。 |
何年か前、フィレンツェの空港へ夜遅く到着した私は、レンタカーを借りて予約したホテルへ向かいました。しかし、初めての土地、入り組んだ道路、小さなサインと悪条件が重なり、20分ほどで付く距離を1時間以上もさまようはめに。その後、一週間ほどイタリアを回りましたが、あの時カーナビがあればラクだったろうなと思います。ヨーロッパは国どうしの行き来が簡単で、クルマで隣国へ気軽に遊びに行くことも多いでしょう。カーナビは、きっと役に立つはずですよね。
パナソニックブースのあるホール5のすぐ隣に、日本ではカーナビ・カーAVシステムとして人気の高い「Strada」の展示テントがあります。内部にはクルマ2台を使い、カーナビゲーションのほか、音楽や映像も楽しめる様子がデモされています。展示パネルによると、カバーするエリアはヨーロッパの39ヵ国(!)、音声ガイダンスの言語は22ヵ国語(!)に対応とのこと。次にクルマでヨーロッパを回ることがあれば、ぜひとも欲しいと心から思いました。
 | ストラーダ展示が行われているテント。左手がパナソニックブースがあるホール5です。 |
 | 正面入り口から。クルマからは重低音の効いたサウンドが流れています。 |
 | ナビゲーション画面以外にもさまざまな機能を持つ「Strada」。その用途の広がりを、画面の一覧で見せています。 |
おはようございます!IFA2007のパナソニックブースサイドから、今日もお届けします。
まず、今日ひとつ目の話題は、15v型から37v型までずらりと揃った、液晶タイプの「VIERA」。小型から中型までをカバーするラインナップは、ヨーロッパでも高い人気だそうです。また、液晶「VIERA」ではじめて、フルハイビジョンパネルを搭載した37v型の登場も大きなニュースになっています。
ところで、こんな展示を見つけました。液晶タイプには、視野角がパネルや駆動方式によっては、斜めから見ると映像の色が薄くなるといった課題があります。しかし、パナソニックの液晶「VIERA」は、IPSαパネルにより、かなり斜めから見ても鮮明な映像が楽しめるようになりました。視野角は178度(!)といいますから、ほぼ水平でも大丈夫ということでしょうか。
下の写真は、その高い視野角を体験するためのものです。シンプルな構造ですが、かなり目を引いていましたよ。
 | 左右に首を振る液晶「VIERA」。わかりやすさ抜群です。下が新しいIPSα液晶で、上のIPSα液晶を使っていない昨年のモデルと比較することができるようになっています。 |
また、視野角と同じように液晶特有の課題であるとされるのが動画を見た時の残像です。これを大幅に低減する2倍速エンジンが「フルハイビジョンWスピード」。通常テレビは1秒間に60コマで表示していますが、1秒間の映像コマ数を120コマにすることにより、液晶テレビでは難しいとされる縦、横、斜めの様々な方向の動きをクッキリと再現しているのだそうです。
 | こちら欧州では「100HZ MOTION PICTURE PRO」と名付けられているこの機能、2台のLCDで比較展示されており、その性能差は一目瞭然です。 |
ご覧ください、小さなクリスタルを天面にびっしりと貼り付けた、キラキラと輝く特別仕様の「DIGA」。間違って注文する人がいないよう「NOT FOR SALE」と注意書きがあります。実はこれ、DVDレコーダー「DIGA」のヨーロッパでの生産300万台突破を記念して展示されているのです。

2007年8月末、この偉業を成し遂げたのはパナソニックのスロバキア工場。ここで、2003年から「DIGA」の生産が始まりました。この記録は、「DIGA」のヨーロッパにおけるDVDレコーダー市場での成功を示すものであると、プレスカンファレンスで配られたリリースにはコメントされています。
デジカメやデジタルビデオカメラでも、すっかりおなじみになったSDメモリーカード。IFA開幕の前日である8月30日ここベルリンで、16GB SDHCメモリーカードの製品発表が行われました。

リリースでは、最新のハイビジョンビデオカメラSD5でHD映像(AVCHDノーマルモード)が約4時間、フルHD映像(AVCHDファインモード)が約2時間録画可能とのこと。すごい時代になったものです。
ところで、写真をご覧ください。マイナス25度で冷やされたり、機械で圧力をかけられたりしているSDメモリーカードです。「なんで!?」と思うでしょう?それだけパナソニックのSDメモリーカードは強いということをデモしているんですよ。強いのはいいことだけどここまでやるとは・・・いやあ、びっくりしました。
 | マイナス25度まで冷やしても、ちゃんと作動することを実験中。 |
パナソニックのSDメモリーカードがいかに「ねじる力」に強いかを示した実験。SDメモリーカードを生産する企業が組織するSDアソシエーション製品の耐久性の標準が1,53kgf・cm(0.15N・m)なのに対して、パナソニックが3,06kgf・cm(0.3N・m)ということで、どうやらパナソニックはかなり強いということみたいです。
そこにあるのはソファーと小さなテーブルだけ。周囲の壁には、ユネスコ世界遺産の写真のスライドショーが次々に映し出されるプラズマディスプレイ。ここ、「LUMIXラウンジ」は、パナソニックがサポートする「Our Place Project」で集められた、美しい写真を眺めながらくつろぐことができるスペースです。広い会場を歩いて、疲れた身体を休めるにはぴったりですね。

「Our Place Project」とは、世界各国の20名の写真家が世界遺産をまわり、デジタルカメラ「LUMIX」で撮影、出版していこうとするプロジェクト。パナソニックは、このプロジェクトを通じて、世界遺産の価値とパナソニックの写真文化への真剣な姿勢を世に広く知らしめることを目的としています。世界中の誰もが大切に保存したいと考える世界遺産の姿を、美しい写真で広く知ってもらい、その価値をいつまでも色あせないデジタル写真で次の世代に伝えていこう、ということでしょうね。
こんなきれいなコンテンツを家のテレビでも環境映像みたいに流せたら、なにも観たい番組がないときによさそうだなあと思いながら、しばらくの間くつろいでしまいました。
早速、Our Placeのホームページを開いてみました。国別に世界遺産を検索して、その写真を閲覧することができます。使用したLUMIXの機種名や、シャッタースピード、露出、ISOといったデータも掲載されています。
大画面テレビのサイズ競争は熾烈を極めていますが、当然のことながら、大きな画面をつくるには大きなガラスが必要になります。

IFA 2007のパナソニックブースには、1枚の巨大なガラス板が展示されています。これが、プラズマテレビのパネルをつくる時に欠かせない、マザーガラス。このマザーガラスから、それぞれのサイズのガラスを切り出し、パネルにしていきます。生産効率を考えると、なるべく大きなマザーガラスからたくさんのパネルを切り出したほうがいいのですが、ガラスの厚みと強度の関係から、サイズの大きなマザーガラスを扱うには高度な技術が必要となるのです。
パナソニックブースに展示されているのは、最新の尼崎第4工場で生産されているマザーガラス。42インチ換算で世界最多レベルである8枚分のパネルを切り出す(8面取り)ことができます。さらに、2009年5月稼働予定の尼崎第5工場では10面取りが可能になるのだとか。
私たちが、なにげなく楽しんでいるプラズマテレビ、そのパネル1枚とっても、さまざまな技術の集積により成り立っているんですね。
グーテン・モルゲン!おはようございます。IFA 2007も後半戦に突入し、4日目のオープニングを迎えました。あいにく今日は朝から雨。しかし、天気予報によると晴れ間ものぞくようなので、なんとか好転してほしいものです。IFAのパナソニックブースには、まだまだご紹介したい情報がたくさんあります。このあとも、どんどんアップしていきますので、お見逃しなく!
 | 会場へ向かうバスから撮った、雨のベルリンです。セピアモードで撮ってみました。雨の街並みも素敵ですよね。 |
ヨーロッパで最も権威ある映像・写真関連の賞とされる、EISAアワードにパナソニック製品4点が選ばれ、去る9月1日、ベルリンのAxicaカンファレンスセンターで授賞式が行われました。EISA(European Imaging & Sound Association)とは、欧州19カ国以上のカメラ・映像・オーディオ関連専門誌約50誌が加盟している団体で、EISAアワードは、EISAに加盟する雑誌の編集者やテクニカルエディターで構成する審査員により、過去1年間に欧州で発売された映像・音響・カメラ・ホームシアター・モバイル関連製品の中から、最も優れた製品を選ぶもの。パナソニックブースでも、受賞製品にはEISAのステッカーが貼られています。
○受賞カテゴリーと製品は以下の通りです。
- European HD-ready Plasma TV 2007-2008 プラズマテレビ「VIERA」TH-42PV70/PX70
- European Memory Camcorder 2007-2008 デジタルビデオカメラHDC-SD1
- European DVD/HDD-Recorder 2007-2008 DVD/HDDレコーダー「DIGA」DMR-EX87
- European Compact Camera 2007-2008 デジタルカメラ「LUMIX」DMC-TZ3
 | 会場では、受賞製品のうちDVD/HDDレコーダー「DIGA」、プラズマテレビ「VIERA」が展示されていました。 |
昨年登場した、パナソニック初のデジタル一眼レフカメラL1に継ぐ第二弾、DMC-L10が展示されていましたのでレポートします。

まず、構えてみた印象から。L1に比べ、ボディはかなりコンパクトになり、フィット感も高まったように感じます。ホールドした感じでは剛性があり、ほどよい重さ。撮像素子は4/3型有効1,010万画素のLive MOSセンサー、画像処理エンジンはヴィーナスエンジンIIIを採用、最大15人までの人の顔に対応する顔検出機能搭載、ライブビュー可能なフリーアングル2.5型液晶ファインダー採用というところが主なスペックです。
個人的には、コンパクトになったこと、フリーアングルの2.5インチ液晶ファインダーが採用されたことにインパクトを感じました。アナログカメラならファインダーをのぞかないと見られないライブの絵が液晶で見られて、しかもそれが可動式。一眼レフでありながら頭の上に持ち上げての俯瞰撮影や、下から見上げるアングルなど、今までにないスタイルでの撮影ができることは、このブログをはじめ、取材仕事に大変便利なような気がします。また、L1とはテイストが異なりますが、高級感もあります・・・私、かなり心が揺れています!
3日前のエントリーで、「このブルーのラインはなに?」という謎かけをしましたが、その答をお教えしましょう。

パナソニックブースの床に描かれているブルーのラインをたどっていくと、壁にぶつかって柱となり、さらに頭の上を走るハリとなります。つまり、展示ブース全体を囲むグリッドになっているのです。ブースにはこのラインやグリッドがたくさんあり、まるで箱にかけたリボンのようです。IFA2007におけるパナソニックブースのデザインコンセプトは、「Blue Box」。ブース全体が、お客さまへのプレゼントを詰め込んだ箱で、それをブルーのリボンが包み込んでいるとうイメージなのでしょうか。
また、展示ブースをとりまく壁はスクリーンとなっており、Boxをモチーフにしたと思われる映像がプロジェクターから投影されています。青いスクエアが大きくなったり、小さくなったり、立体的になったり、オリンピックのモチーフを形作ったり。広大なブースの四面すべてに連続した映像が映されているのは、かなり印象的です。
 | 壁に投影された映像。突然動き出すと壁が動いたのかと思うような錯覚に陥ります。 |
デジカメの長所といえば、失敗しても何度でも撮り直せる手軽さがあげられますよね。でも、新しい「LUMIX」には失敗を減らすための強力な機能が備わっています。そのひとつが、世界初※となる「おまかせi.A.(インテリジェント・オート)」。

これは、モードダイヤルを「iA」に設定してカメラを向けるだけで、「顔」「風景」「顔&夜景」「接写」「動き」を認識してくれるというもの。たとえば、花をアップで撮りたい時はカメラを向けるだけで接写モードになるわけです。ここぞ、というシャッターチャンスを逃さず、ミスショットを減らすためにも、こういった機能アップは大歓迎です。
さらに、高倍率ズームを搭載したFZ18を含め、新発売のコンパクトタイプ全機種が広角側が28㎜(35mm判換算)に対応したズームレンズを採用。広がりのあるシーンの撮影や、室内での集合写真の撮影がさらに便利になりました。
※2007年7月24日現在
パナソニックブースのエントランスには、デジタルカメラ「LUMIX」とハイビジョンビデオカメラのレンタルコーナーがあります。

身分証明書を預けてサインをするだけで、最新の「LUMIX」やハイビジョンビデオカメラが1時間無料レンタル可能。これから来場予定の方は、ぜひご利用ください!
フルハイビジョンテレビに対応する次世代ディスクフォーマットとして期待されているBlu-ray Disc。DVDと同じサイズのBlu-ray Discに、DVDの5倍以上の情報量の記録が可能。つまり、ハイビジョン映像を4時間(片面2層ディスク)の録画ができるわけです。

今回、Blu-ray Discの映像を見ていて強く感じたのは、素材感が本当にリアルだということ。ガラスのくもり、窓枠の金属のざらざら感、濡れた路面のじっとりとしめった感じなどが、手を伸ばせば触れられるかのようなリアリティで表現されています。ビジターのみなさんの中にも、「この世界を知ってしまったら、もう後戻りはできないな」と感じている人、たくさんいるのでしょうね。
 | パナソニックブースの「Blu-ray Disc Premium Theatre」では、103v型プラズマディスプレイを中心に、左右に2台ずつタテ置きにした65v型プラズマディスプレイが、弧を描くように配置され、ジャズやポップスといった音楽や映画のデモンストレーション映像とサラウンドサウンドを体験できます。 |
雲の間から少し太陽が顔を出しました。ひんやりとした空気が心地よい朝です。ここベルリンで行われているIFAも3日目となりました。今日は日曜日。いつにも増して多くの人が訪れるでしょう。ブログもエンジン全開でエントリーしていきますね!
 | パナソニックブースがあるホール5の朝の様子です。 |
家庭用ビデオカメラにも、ついにフルハイビジョンの時代がやってきました。SD5はSDメモリーカードにAVCHDという記録方式を使って世界で初めてフルHDの映像を記録することができるビデオカメラです。「カムコーダー(ヨーロッパではこう呼びます)コーナー」では、録画した映像をプラズマテレビの大画面で再生していますが、これを見れば画質がよくわかります。サイズがコンパクトであることはカタログの写真でもわかりますが、驚いたのはその軽さです(約340g)。コーナーを訪れているビジターの皆さんも、手にした瞬間に最も驚いているように見受けられました。また、SX5は、SDメモリーカードに加えてDVDにも記録することができるタイプ。使い方にあわせて選べるというわけです。
ヨーロッパの企業はホリデーが長いという話をよく聞きますが、こんなビデオカメラなら、きっと持っていきたくなるでしょうね。世界のいろんな国の、色鮮やかな旅の思い出をフルHDの画質で残せる。そんな時代が来たんですね!
 | 熱心に説明員に質問をする人の姿がいたるところで見られます。 |
 | パソコンにつないで簡単に保存や簡易編集、DVDへの保存ができるソフトも紹介。 |
こちらのステージでは、「VIERA」を中心にさまざまな製品がつながる「VIERA Link」と、そこから生まれる新しいライフスタイルを、デモンストレーションを交えながら紹介しています。

「VIERA Link」とは、たとえば、ハイビジョンビデオカメラで撮影したHD映像や、デジタルカメラ「LUMIX」で撮影した写真が入ったSDメモリーカードを、「VIERA」のSDカードスロットに入れるだけで、フルHDで再生して楽しむことができるというもの。コードをつないだり外したりする必要がなく、まさに「VIERA」を使いこなすという感覚ですね。また、それぞれの機器とVIERAをHDMIケーブルで接続すれば、一度にすべての機器の電源をOFFにするなど、各機器の操作も「VIERA」のリモコン1つでOK。これ、日常生活のうえではかなり便利です。
そして、未来。パナソニックが目指す「VIERA Link」によるホームネットワークのビジョンが示されます。たとえば、HD-PLCなどを使い、家庭内でIPネットワークを整備すれば家中の機器がつながり、映像や写真などのHDコンテンツを、いろんな部屋で楽しむことができるといったアイデアも紹介されました。
ホームネットワークはむしろ、パソコンやインターネットの世界での話のように思われていますが、「テレビ」という住まいの中心となるインターフェースを中心に考えてみようというのが未来版「VIERA Link」の考え方なのですね。
アトランタオリンピックの水泳で4つのメダル(50m自由形:銅、100m自由形:銀、100mリレー自由形:銅、200mリレー自由形:銀)を獲得したほか、現在でも背泳ぎ50mの世界記録保持者であるサンドラ・フォルカーさんがパナソニックブースを訪れ、トークショーを行いました。引退した今も人気が高いフォルカーさんをひと目見ようと、多くの観衆が詰めかけました。
 | 数々の世界記録を打ち立てたフォルカー選手(左)。 |
パナソニックブースでは、パナソニックの環境への取り組みについても展示を行っています。

このコーナーでは、人体に有害な鉛を排除したプラズマディスプレイパネルの無鉛化への取り組み、省資源化を実現できる製品回路の小型化、繰り返し使えて省エネ/省資源な充電式ニッケル水素電池など、パナソニックの環境保護への取り組みの実例を紹介。
内容が内容だけに、決して派手な展示ではないのですが、「環境先進国」として知られるドイツらしく、多くのビジターが訪れ、説明員に質問をしたり、映像に見入ったりしています。
 | ドイツの人びとの環境意識の高さは、展示会場のゴミ箱ひとつとってもわかります。カン・プラスチック、ゴミ(くず)、ガラスビン、紙類と、なんと4種類に分別して捨てることになっています。 |
プラズマテレビ「VIERA」は、IFAでも大きな注目を集めています。特に、メインステージ正面では、103v型プラズマディスプレイをタテに3列、ヨコに4列積み重ねた壁の前に、「VIERA」のフルHDテレビのラインナップがさまざまな高さに配置され、オリンピックをはじめとするイメージ映像が繰り返し流されています。まさに、一面が色彩の洪水。その美しさにはつい目を見張ってしまいます。
プラズマディスプレイの優位性を解説する「プラズマ・テクノロジー・コーナー」では、4つのポイントである、「高コントラスト比(映画に強い)」「高い動画解像度(スポーツに強い)」「家族と楽しむTV(高視野角)」「かんたん操作・ネットワーク(VIERA Link・AVCHD再生)」に絞った展示をおこない、プラズマの特長をストレートに伝えています。
私が今回のIFAで強く感じるのは、それぞれ製品の展示パネルが小さく、内容が非常に絞られている点。「わからないことは聞いてください」というスタンスが徹底しているということなのでしょう、それぞれのポイントについて、熱心に説明員に問いかけるビジターの姿が見受けられます。そんな様子を見ていると、映像コンテンツを美しく、大きな画面で見たいというニーズはどこの国も同じなのだなと感じました。
 | 映像の波が押し寄せるような、迫力満点のフルHDディスプレイのラインナップ展示。 |
 | 視野角の広さを体験できるよう、左右に回転するテレビ台を置いたリビングセット。 |
ここ、ベルリンのマスコットはクマです。古くからベルリン市の紋章に登場し、現在も市のシンボル。ベルリンという町の名前が(当地ではベアーリンに近い発音です)、昔よく出没したクマに由来するという説もあるほどです。

というわけで、ベルリンではあちこちで、クマの像を目にすることができます。IFAの会場であるメッセ・ベルリンにもクマの像があり、来場する人びとを迎えています。
さあ、そろそろ2日目の開場です。今日も一日、がんばって取材します!
オリンピックをテーマに展示を行っているパナソニックですが、欧州で常に高い人気を集めているF1チームのスポンサーも行っています。その、パナソニック・トヨタ・レーシングチームで活躍中のヤルノ・トゥルーリ氏が、IFA初日である今日、パナソニックブースを訪れました。現役一流ドライバーの登場とあって、ステージ前はあふれんばかりの人だかり。インタビューでは、前回のレースの感想や来年度からのチームの展望、パナソニック・トヨタ・レーシングチームの家族的な雰囲気などについて語っていました。

大画面PDPにF1マシンが疾走する映像をバックにインタビューが進み、話はパナソニック製品の話題へ。「F1は最新技術の集積でもある。パナソニックのような企業がスポンサーをしてくれることはとてもいいことだと思う」とトゥルーリ氏。自分でも、数多くのパナソニック製品を持っているという氏からは、パナソニックの「常にいいものを作りだそうとする姿勢はすばらしい」と、うれしい言葉も出ました。
興味深かったのは、インタビュアーが大画面テレビについてたずねた時のこと。自宅の65v型テレビでよくスポーツ番組を観るというトゥルーリ氏は、「自分がそのスポーツの中に入り込んでアクションの一部を共有しているように感じる」と語ったのですが、ライターである私としては、大画面テレビの魅力がしっかりと伝わる言葉だなと感心したのでした。
なお、明日以降もオリンピックのメダリストなど色々なゲストが次々とパナソニックブースを訪れる予定です。その様子もレポートしていきますね。
- <ヤルノ・トゥルーリ>
- 1997年、F1にデビュー。パナソニック・トヨタ・レーシングチームに移籍したのは2004年のこと。翌2005年、トゥルーリは開幕5戦で3度の表彰台を獲得するなどの活躍を見せ、チームはコンストラクターズ4位の好成績を収めた。2007年、現在のドライバーズポイントは13位。
「Living in High Definition 」というテーマは、昨年東京で開催されたCEATECに始まり、CES(ラスベガス)、CHITEC(北京)、今回のIFA、そしてドバイで開催されるGITEXにつながる、パナソニックのグローバルな統一出展テーマです。このフレーズは、単に鮮やかな映像や生き生きした色合い、そして優れた技術のことだけを意味するのではなく、HD技術が実現する人生の喜びや、生き方、プレミアムなライフスタイルを表現しています。

IFA 2007においてもパナソニックでは、プラズマテレビ「VIERA」を中心に、スポーツ番組や映画をHDクオリティで観る喜び、Blu-rayやハイビジョンビデオカメラなど、さまざまなHD製品が互いにリンクすることで拡がる、カンタン・便利な新しいライフスタイルの楽しさを、ブース全体で提案しています。
国によって進捗状況の差はあるものの、地域全体としてはテレビ放送のデジタル化、そして、ハイビジョン環境の普及が急速に進んでいるヨーロッパ。これからの時代、自分や家族の暮らしが、どんな風に楽しく便利に変わっていくのか、そして、そこでパナソニックのHD技術がどんな夢を見せてくれるのか。それが知りたくて、こんなにもたくさんの人たちが熱心に展示を見たり説明員の話に聞き入ったりしているでしょうね。
IFA 2007パナソニックブースの中央にあるメインステージをご紹介しましょう。かなりワイドなステージの上には、以前のエントリーでもお伝えした、あの、双子の103v型プラズマディスプレイパネル「GEMINI」(大阪の開発現場を取材して以来の再会です!)。そして、その左右には2台ずつ103v型プラズマディスプレイパネルが縦置きで設置されています。

ファンファーレとともに、オリンピックの映像が流れはじめ、リボンやボールを使ったパフォーマンス、水泳競技を思わせるパフォーマンスでステージは幕を開けます。等身大の人間を映し出すことができる巨大なディスプレイと、それらに映し出されるオリンピックをイメージした躍動的な映像。
そして、その映像に絡み合うように踊るパフォーマーたち。そこにMCのプレゼンテーションが巧みに加わって、テンポよくメッセージを伝えていく。心地よく刻まれるリズムの中、画面上の映像と、現実のパフォーマーやMCが巧みに交錯するステージは迫力満点です。
 | 最後のポーズが決まった瞬間。5つのボールは五輪をイメージしているのでしょうね。 |
2007年8月31日午前10時。今日から6日間にわたり開催されるIFA 2007が、ここメッセベルリンで開幕しました。(ちょっとマシントラブルで、初日最初のエントリーの公開が遅れてしまいました!)
いつもなら、ここで開場直後の写真をお届けするところですが、IFAではオープニング後ある程度の時間がたってようやくビジターの姿が見え始めるのだとか。会場移動用に、循環バスが必要なほどの敷地スペースをもつIFAでは当然のことなのでしょう。というわけで、人であふれかえるブースの写真は後ほどお届けするとして、ひとまず開場前のオープニングセレモニーの様子をご覧ください。
 | 開場直前、パナソニックブースのオープニングセレモニーとテープカットが行われました。 |
明日から6日間にわたり展示が繰り広げられるメッセ・ベルリンのパナソニックブースで、プレスカンファレンスが行われました。

オリンピックの映像とファンファーレで始まったカンファレンスは、まず、パナソニック・ヨーロッパのラインハルト社長が、ヨーロッパ地域における好調な業績推移や、事業戦略、環境問題への取り組みについて語りました。
続いて、パナソニック・マーケティング・ヨーロッパの塩川社長は、プラズマテレビ「VIERA」とデジタルカメラ「LUMIX」の、ヨーロッパにおけるマーケティング戦略について紹介。
パナソニックAVCネットワークス社映像 ディスプレイデバイス事業部 商品企画グループの和田グループマネージャーは、うす型テレビの商品戦略について解説。大画面テレビにふさわしいプラズマと、プラズマに迫る性能で、中・小型サイズに適した液晶、両タイプの「VIERA」について、その将来性や技術の高さをアピールしました。
最後に、パナソニックAVCネットワークス社 DSCビジネスユニットの吉田BU(ビジネスユニット)長は、デジタルカメラ「LUMIX」について発表。ますます充実するラインナップに加えて、デジタル一眼レフカメラの2号機となるDMC-L10を世界で初めて発表しました。
来年開催される北京オリンピックにちなみ、リレーのバトンを手渡しながらすすめられたこのプレスカンファレンス。会場には、580名にものぼるメディアが各国から訪れ、ヨーロッパにおけるパナソニック製品に対する注目の高さをうかがわせました。
パナソニックブースの床に縦横に走る、青いライン。いったい何を表しているのでしょうか? 答は、会期中のブログで!

午後からのプレスカンファレンスを前に、パナソニックブースの建て込みは急ピッチで進んでいます。

私にとっては、5月に行われたCHITEC(中国北京国際科技産業博覧会)以来の展示会取材ですが、現地スタッフと日本からのスタッフが協力しあいながら、ひとつのブースをつくりあげていくという現場ならではの緊張感の中にいると、やはりワクワクします。
私が経験してきた日本や中国の現場にも、その国なりのそれぞれの良さがありましたが、IFAのブース全体やスタッフのたたずまいから、どことなく落ち着いた印象を受けるのは、ここが長い展示会の歴史を持つドイツだからでしょうか。
パナソニックブースは、まもなく完成する予定。明日からの取材で、そんな風に感じた理由は何かも探ってみたいと思います。
ホテルに到着後、さっそくIFA会場・メッセベルリンへ下見に訪れました。
会場であるホール5のパナソニックブースでは、展示製品をはじめさまざまなサインや照明などがセッティングされるほか、明日のプレスカンファレンスの準備も進んでいます。
いよいよ本番間近。今日は早めにホテルに帰って明日からの取材に備えたいと思います。
 | 空港でも出会ったプラズマテレビ「VIERA」のビジュアル。ホール5の壁面には、同じデザインでこんな巨大なバナーも設置されています。 |
ドバイを経由し、さらにフランクフルト経由で、ついにベルリンへ到着。まさしく「ついに」という感じで、日本を発ってから23時間半!まる1日かかりました。日本との時差は7時間。軽い疲れと興奮に包まれつつ周囲を見渡せば、スーツを着たビジネスマンとおぼしき人たちは、みなIFAが目的なのかなと錯覚してしまいます。さあ、ホテルに荷物を置いたら、明日からいよいよドイツ取材の始まりです!
なお、このエントリーより、下の時間表示は現地時間となっています。
 | ベルリンのテーゲル空港に到着!ビエラのバナーが連なっています。 |
 | タクシー乗り場にはIFAの看板がありました。 |
前回のエントリーで、ベルリンへ向かうと書いたばかりですが、私はいま、なぜか中東のドバイにいます。今回はIFAに続いてドバイのGITEX取材があるため、ドバイ経由便を選択。それで、トランジットの4時間弱の間、ドバイ国際空港にいるのです。
日本も残暑が厳しいと思いますが、ドバイの比でありません・・・でもそれは、空港を出たらの話。世界のハブ・エアポートを目指すドバイ国際空港は、24時間発着の最新鋭空港。私たちのようなトランジットらしき人びとも多く見られ、免税店やレストランも当然24時間オープンしています。ビジネスセンターやヘルスクラブ、ラウンジも充実しており、空港内は快適至極です。GITEXの取材のために、再びこの空港に降り立つのは、8日後。その時は、さらに面白いネタを探してレポートしますね!
 | ここ、ドバイ国際空港で4時間のトランジットです。 |
 | 巨大パームツリーが目を引く、ゴージャス感いっぱいのショッピングエリア。でも、ここで日本へのお土産を買うのは、15日後です・・・。 |
IFA(ベルリン国際コンシューマー・エレクトロニクス展)2007の開催が、いよいよ3日後に迫ってきました。私は、ひと足先にベルリン入りし、現地レポートを開始します。
今回の取材は、ドバイ開催のGITEXとあわせ2週間強の長丁場。いつもは身軽な旅行スタイルの私も、パソコンや着替えに加え、エントリーの執筆に必要な資料類をあわせると、かなりの荷物になってしまいました。
IFAの会期は8月31日からですが、その前日、30日にはパナソニックブース内で、プレスカンファレンスが行われます。その模様もレポートしますので、ぜひお見逃し無く!
IFA公式サイト内の「IFA Chronicle」というコンテンツでは、なんと、1924年にまで遡る、IFAの歴史が紹介されています。開催された年度ごとに、出展社数や来場者数、出品された製品などを見ることができ、年度によってはポスターや会場の様子の写真が添えられています。
これによると、1924年にIFAのルーツとも言うべき、「第1回大ドイツ放送展」が開催され、242社が出展。来場者数は18万人となっています。展示されたのは、真空管ラジオなど。ラジオ放送は1920年にアメリカでの初の公共放送が始まったのを皮切りに、ドイツでは1923年、日本では1925年から放送が始まりました。まさに、時代の最先端の機器が展示されたわけですね。
時代とともに進歩する民生用エレクトロニクス製品。その歩みとともに、IFAも発展してきたのだなということがよくわかるコンテンツです。また、主要な年度については、音声と画像で解説(英語)するコンテンツもあります。興味のある方はぜひご覧ください。

IFA公式サイトに掲載されている1924年「第1回大ドイツ放送展」のカタログです。素敵なデザインですね。
昨年ドイツのケルンで開催されたPhotokinaで登場した「GEMINI」。このブログをお読みいただいている皆様ならご存知の方も多いでしょうが、これは、103v型のプラズマディスプレイ2基が、映像や音楽に合わせて回転したり、上下左右に移動したりするという巨大なプレゼンテーション装置で、世界中で開催される主要展示会のパナソニックブースで活躍しています。
先日、私は今回のIFAから新たに追加される「GEMINI」用の映像の試写を見学してきました。通常の画面1枚モノの映像なら会議室で見れば済むのですが、「GEMINI」は「踊るモニター」。うまく映像と音楽に合った動きをするかどうか確認することが必要なため、「GEMINI」を開発している工場まで出向くわけです。
映像の内容は、現地からお届けするエントリーまでお待ちいただくとして。実際に映像・音楽とともに、二つのモニターが回ったり、上下左右へ動いたりする様子を見ていると、私はシンクロナイズドスイミングのデュエット競技を連想してしまいました。これだけの大きさのモニターを自由自在に動かし、それに映像をリンクさせるというのはかなり大変なことだろうと想像しますが、さすがに迫力はかなりのものです。
ここ、大阪府下のとある工場で入念な整備を受けた「GEMINI」は、我々よりひと足先にIFA会場へと送られます。実は、同じ工場内には「GEMINI」がもう一基あり、こちらはGITEX会場へ送られるのだそうです。きっと、それぞれの会場で、ヨーロッパの、そして中東の観衆の目を釘付けにするであろう、二基の「GEMINI(双子)」。つい、「いってらっしゃい!会場で会おうね」と声をかけたくなりました。

現場は、室内に見えますが実は真夏の暑い外気と同じ温度。開発スタッフや技術者、映像クリエイターの方々が、汗だくになりながら、新しい映像に見入っていました。
IFA 2007が開催されるのは、ドイツの首都ベルリンです。
ご存知の通り、第二次世界大戦後ドイツを東西に分けていたベルリンの壁が1989年に崩壊し、1990年東西ドイツが統一。その翌年からベルリンは統一ドイツの新しい首都になりました。
歴史ある大きな町でありながら自然にも恵まれ、「森も湖もある大都市」であることが、ベルリンっ子たちの誇りなのだそうです。また、近年ではさまざまな分野の若いアーティストらが集まる、新しい文化の発信地としても知られています。
私、minoは統一後の1993年に訪れたことがありますが、当時はまだ壁も少し残っていて、東側の街並みは西側とは異なり、少しくすんだ印象を受けました。しかし、ガイドブックによると現在は大きく様変わりしているようで、再訪が今から楽しみです。この町で8月31日から開催されるIFA 2007。世界最大級といわれるこの展示会の様子とともに、町の魅力もお伝えできればと思います。
現在お読みいただいているCyber Showcase Blogの親サイト、展示会情報サイトCyber Showcaseに、IFA 2007の情報が掲載されています。パナソニックの出展テーマやブースの概要、出展製品などが、日本語・英語の2カ国語でご覧いただけます。
会期が近づくに従って、より詳しい情報が掲載されていく予定です。どうぞご期待ください。なお、展示会情報サイトCyber Showcaseは、このページ左上のカウントダウンバナーをクリックしても見ることができます。
8月31日から6日間にわたり繰り広げられるIFA2007。昨年の実績では、出展企業は32カ国から1,049社、ビジター総数は21万人以上といいますから、アメリカで開催されるInternational CESと並んで、まさに「世界最大級」の展示会といえるでしょう。
当然、世界のメディアからもトップイベントとして扱われています。IFA2007公式ホームページによると、2006年には74カ国から6,519人の報道関係者が訪れ(うちドイツ国内から5,211人)、ドイツ国内および外国の専門誌のほか100紙以上のドイツ国内日刊紙、80紙の国外日刊紙がIFA2006についての報道を展開したそうです。
展示会場は「ホームエンターテイメント」「オーディオエンターテイメント」「パブリック・メディア」「コミュニケーション」「テクノロジー&コンポーネント」の6つの分野に分けられています。展示と同時に、業界のトップによるキーノートスピーチ、各種フォーラム、野外コンサートなども予定されており、まさに夏の一大イベントといった様相です。
この大きな舞台で、パナソニックがどんな展示を見せてくれるのか、いまから楽しみです!
みなさん、お久しぶりです!今年5月に、北京からCHITECの様子をお届けした、ライターのminoです。

Cyber Showcase Blogがお届けする次の展示会は、IFA 2007(ベルリン国際コンシューマー・エレクトロニクス展)です。ドイツの首都、ベルリンで2007年8月31日(金)〜9月5日(水)の6日間開催されるこの展示会は、世界最大の規模を誇るコンシュマー・エレクトロニクス・ショー。2005年までは隔年で開催されていたのですが、昨年から毎年開催となり、ますます大きな注目を集めています。パナソニックでも重要展示会と位置づけ、着々と準備を進めています。開催までの期間も、IFAの歴史やコンセプトについて随時紹介していきますので、どうぞご期待ください。
なお、このIFA 2007に続いて、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイで、GITEX 2007が9月8日から5日間開催されます。私minoは、ベルリンからそのままドバイ入りし、引き続き皆様にレポートをお届けします。GITEXのブログカテゴリーもまもなくOPENしますのでこちらの情報もお楽しみに!
それにしても、まずベルリン、そしてそのまま中東のドバイへ向かう私は、合計16日間の長旅となります。それぞれのエリアで、最大級の展示会をハシゴするというこの旅、いったい、どうなることやら・・・