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IFA 2009終了から1ヵ月が過ぎました。IFA 2009が、hiroyukiにとって初めてのブログレポートだったこともあり、怒濤の1週間だったことがリアルに思い出されます。
日本へ帰国してから知ったのですが、IFA 2009の様子は日本でもネットやテレビのニュースなども大きく取り上げられていたようですね。今年の出展社は1,164社、来場者は228,000 人(IFA公式サイトより)を超えて、昨年よりも約8%増えたそうです。また、78ヵ国から6,219ものメディアが取材に訪れたらしく、IFA 2009が欧州のみならず世界中から注目を集めた展示会であったことを裏付けています。開催前には昨年秋からの世界的な景気後退の影響を、どの程度受けるのか気になるところでしたが、そのような心配も吹っ飛んでしまうほど、IFA 2009は盛況に終わったと言ってよいでしょう。
そして、IFA 2009の最も大きなトピックといえば、3Dテレビです。IFA 2009の最終日、hiroyukiも他社のブースを見て回ったところ、あちこちで3Dテレビが出展されていて、実際に体験することができました。各社それぞれに特長を競っていましたが、そんな中、パナソニックが出展したFULL HD 3Dシアターは、画質やシステムの完成度の点において、抜きん出た存在だったと思います。それはその後日本で開催されたCEATEC JAPAN 2009 で発表された、来年発売予定の50v型PDPを使ったFULL HD 3Dにも繋がるのですが、IFA 2009の段階でも遠い夢のテレビという印象ではなく、もうすぐ手の届くところにFULL HD 3Dがあるんだな、と肌で感じることができる完成度の高さでした。
そのFULL HD 3Dシアターの混雑ぶりも忘れられません。来場者を振り分けるために2つ用意したシアターが常に満席で、シアター前には行列が絶えることがありませんでした。また、シアター前に飾られた、映画「AVATAR」の撮影で実際に使用されたロボットも大人気で、記念写真を撮る人が後を絶たずパナソニックブースの人気スポットでした。私が出展を企画したわけでなく、単にレポーターとして参加していただけなのですが、誇らしくも感じました。その他、ピーク時のパナソニックブース内は方が触れあうほどの混雑ぶりだったこともあって、来場者のパナソニックに対する期待の高さを実感することができました。
hiroyuki個人としてIFA 2009を振り返ってみると、初めてのベルリン、初めての長期滞在、初めての初レポートということもあって、時差ぼけや言葉の違いで思うように取材が進まなかったことなど、悔やまれることがたくさんあります。今後、いくつかのブログレポートが続いたとしても、IFA 2009はhiroyukiにとって、忘れることができない展示会になるでしょう。
さて、IFAの公式サイトでは、もう2010年開催の案内が告知されています。「IFAは終わったばかり」とも言えますし、「開催に向けてスタートを切ったばかり」とも言えますが、とにかく来年のIFA 2010で、どんな新しい技術が登場するのか今から楽しみです。そしてできることならばもう一度あのベルリンの街を訪れて、来年もIFAのレポートをお届けすることが出来たらと、そんな風に思っています。
9月4日から6日間にわたり、メッセ・ベルリンで開催されたIFA 2009が、現地時間9月9日午後6時、閉幕しました。会場内には閉幕のアナウンスが流れ、長いようで終わってみれば、アッという間の6日間が終わりを告げました。
会期中、パナソニックブースは常に来場者の熱気に包まれ、世界最大級の展示会といわれるIFAが、私が日本で想像していた以上にエキサイティングなイベントであることが、ヒシヒシと伝わってきました。
hiroyukiにとっては、このIFA 2009が初めての展示会レポート。しかも海外の長期にわたる展示会ということで、時差ボケと闘いつつツライ時もありましたが、やっとこちらの環境にも慣れ始めたところでの終了ということで、少し名残惜しく感じています。それに自分的にはもっと皆さんにお伝えしたいことがあったのに、不慣れなところもあって十分にお伝えしきれなかったことが心残りです。これはまた次回の展示会レポートへの宿題として、荷物と一緒に持って帰りたいと思います。
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さて、これまでこのブログでは、ブースの各コーナーをバラバラにお伝えしてきましたが、パナソニックブースの様子を1本の動画にまとめてみました。この動画をご覧いただければ、まるでブース内を歩いているかのように、各コーナーのレイアウトや会場内の雰囲気も味わっていただけます。今までのエントリーと合わせてご覧いただければ、遠いメッセ・ベルリンのパナソニックブースの様子が、グッと身近に感じていただけると思います。ぜひご覧ください!
それから、以前のエントリーでもご紹介しましたが、今年のパナソニックの出展内容をレポーターがご紹介する動画レポートも公開されていますので、こちらもぜひご覧ください。
| hiroyukiはメインステージの裏にある、この「秘密の小部屋」でブログ記事を書いていました。実は個人的に「関係者のみ立ち入り許可」のエリアに入れることが好きだったりします。そこに入ることができる、ちょっとしたお得感(?)があるでしょ(笑)。隣に写っているのは、このブログの動画をお手伝いいただいたスタッフさん。そろそろ我々も撤収作業を始めましょう。 |
昨年秋からの世界同時不況から約1年が経過し、その影響をどの程度受けるのか心配する声もあったIFA 2009ですが、フタを開けてみると不況の風もどこへ行ったという状態で、パナソニックブースでは連日、大混雑の日々が続いています。
hiroyukiにとって、IFAの参加は今回が初めて。そのため昨年までの状況は判らない部分もありますが、今年の状況を見る限り、来場者はかなり多いのではないでしょうか。ピーク時には、ブース内で肩を触れなければ歩けないほどの混雑ぶりです。動画レポートの制作を担当している動画チームも、ブース内の収録では人の流れが途切れる瞬間を見つけるのが難しく、レポーターのコメントひとつを収録するのにも、相当苦労していたようです。
そんな状況の中、ひときわ来場者の注目を集めているのは、やはりFULL HD 3D プラズマシアターです。先のエントリーでもその映像の素晴らしさは既にお伝えしましたが、シアターは連日フル稼動の状態です。ざっとシアターの入場者数を見積もってみると、30人程度が入れるスクリーンが2つ用意されているので、一度に見ることができるのは約60人。上映と入れ替えで約10分程度必要となると、1時間に6回上映で約360人が見ていることになります。それが1日8時間でIFAの会期が6日間と計算すると…、ものスゴい人数の方がこのフルHD 3D映像を体験されたのではないでしょうか!?せっかくなのでhiroyukiも2度目、3度目の入場を試みたのですが、常に長い行列ができている状態で諦めるしかありませんでした。
IFA会場のメッセ・ベルリンの各所ではFULL HD 3D プラズマシアターで上映されている映画「AVATAR」のキャラクターをモチーフにした、パナソニックブースのポスターを見ることができました。特に会期中何度か利用した最寄りのSバーンの駅(Messe Süd駅)から、メッセ・ベルリンの南ゲートにかけてのルートや、会場内のブースに向かう途中などは、このポスターにジャックされているような感じでした。
今回のIFAで見ることができたFULL HD 3D プラズマシアターの映像は、少し内容がアレンジされるかもしれませんが、おそらく今後世界各地で行われる展示会でも見ることができるのではないでしょうか。もし、お近くの展示会でFULL HD 3D プラズマシアターを見る機会があれば、是非ご覧になってください。デジタルAV機器では新しいものが登場すると、よく「次世代」という言葉を用いますが、FULL HD 3D プラズマシアターで見ることができる映像は、まさに「次世代」の名にふさわしく、「視聴」だけでない、「体験」も提供してくれますよ。
ブログの中でhiroyukiが家電好きであることは何度かご紹介しましたが、その起源は中学生の頃にあったオーディオブームでした。当時はFMラジオの番組を録音するエアチェックが流行っていたり、ポータブルオーディオが出始めた頃でした。そんな中、当時の少年なら誰でも欲しかったのがオーディオコンポ。アンプ、チューナー、カセットデッキなどが全てセパレートになったタイプ。黒いボディが主流だったので、ドッシリとしていてインテリアの中でもその存在感はかなりのものでした。
そして今、パナソニックブースで見ることができるオーディオコンポは、壁際などの省スペースな場所に置いても絵になる、オシャレでクールなデザインが主流。完全にインテリアの一部になっていて奥行きも10cm程度とスリム。一部の日本国内未発売モデルでは、DVDやブルーレイ、サラウンドも楽しめるAVコンポもたくさんラインナップされていました。実はこちらの方がhiroyuki的には興味津々で、限られたテレビ周りのスペースを有効活用できそうです。
その日本未発売モデルに当たりますが、組み立て式のシミュレーション用キットが配布されていました。ちょっとした紙工作の雰囲気で、そのスリムさを自宅でもリアルに感じられるよう、このような手法がとられているようです。以前にもVIERAを実寸サイズでシミュレーションできるポスターをご紹介しましたが、今回のキットと一緒に並べたら立派なAVシステムができあがりです。おそらく購入をまだ決めていなくても、実物大でしばらく部屋に置いているとその気になってしまうかもしれませんね。もう一部ゲットして、日本へ持って帰ろうかな(笑)。
パナソニックブース内を歩いていると、デジタルカメラの最新モデルLUMIX GF1を手にしている来場者を見かけました。「発売までまだ時間があったはずなのに、なんで持っているの?」と疑問に思い、LUMIX/ハイビジョンムービーコーナーに行ってみました。すると、希望者にLUMIXを貸し出す特設カウンター、レンタルステーションが用意されていました。レンタル希望者は免許証などの身分証明書を提示して、備え付けのパソコンに必要事項を入力すれば、LUMIXを借りることが可能で、自由に撮影することができるそうです。
LUMIX/ハイビジョンムービーコーナーには試し撮りができるシューティングコーナーが用意されていることは以前にお伝えしましたが、ここは色鮮やかな小物などがセッティングされていて、さらにプロ向けの撮影照明も設置されているので、デジカメの撮影にはベストな環境です。もっと言えば、何も考えずにお任せモードで撮影しても、良い写真が撮れて当たり前の環境ともいえます。でも、来場者にレンタルすると、必ずしもベストなコンディションでの撮影ばかりではありません。特にやや明かりを落としたブース内では、光の量が足りずに手ブレを起こす可能性があるなど悪条件での撮影も必至です。ということは、貸し出されたカメラの設定を変えながら撮影に挑むことになるわけですが、写りの善し悪しはもちろんのこと操作性においても実用的なレベルでの試し撮りが可能になります。
その為もしかすると、貸し出されたカメラで満足のいく撮影結果が得られないと感じる来場者もいるかもしれません。でも、そこはカメラの実力を知って貰うためにレンタルしているわけで、ユーザーに対するパナソニックの真剣勝負なのでしょうね。
LUMIX/ハイビジョンムービーコーナーを歩いていると、その輝きに目を奪われてしまった展示がありました。それはSDスピードクラス10のSDHCメモリーカードでした。SDメモリーカードは読み書き時のデータ転送速度によって「クラス」で分類がされていて、クラス10は最上位になります。そのスピード感を表現するために俊足のチータをモチーフに、製品ラベルの金色に合わせたゴールド三昧の装飾で、正直ちょっとやり過ぎ(?)な気もしますが、まるで黄金の宝箱のようなプレミアム感が溢れています。それと写真ではすこし見えづらいかもしれませんが、32GBのカードがたくさん敷き詰められているのがわかるでしょうか?本来は他の記憶容量モデルもラインアップされているはずですが、最大容量の32GBだけを揃えているところがなんと贅沢な光景。
SD Linkの名のもとにパナソニックでは写真や映像、音楽のコンテンツが製品間で共有できるスタイルが確立されていますが、映像のフルHD化、デジタルカメラの高画素化に伴ってSDカードの性能も、より高速で大容量のものが必要とされてきています。そしてそれ以上に重要なのが信頼性です。データを扱う上で最も避けたいのが消去などのトラブル。SDメモリーカードはたくさんのメーカーから出ていますが、信頼できるブランドを選びたいですね。
| 32GBのSDHCカードを羨ましそうに眺めているhiroyukiの視線に気がついたのか、LUMIX/ハイビジョンムービーの担当の方から、パナソニック特製のSDメモリーカードケースをいただきました!8枚収納できて、内容がわかるようにメモカードも付いています、ラッキー! |
パナソニックブースで取材をしていると、たまに団体で来場者がドドッとやって来ることがあります。まるで旅行の団体か入場行進のように、プラカードを持つ人を先頭にして。よく見るとプラカードには「Guided Tour」と書かれているので、IFAの会場内を回っているガイドツアーの団体のようです。ガイドさんらしき男性はマイクを使って展示の様子を説明して、その内容を参加者はヘッドホンで聴いているようです。観光地や美術館のガイドツアーのように、解説付きで案内してくれるんですね。広大な面積のIFA会場を巡るには、あらかじめ自分で計画を立てて回るか、もしくはこのガイドツアーのようなサービスを受けるのも良いかもしれません。
聞いたところによると、ブースの説明を専門の職業にしている人もいるそうですよ。ドイツでは展示会が1つの産業になっているんですね。
初日のエントリーで取り上げたメインステージのプレゼンテーション、「Corporate Message」の中で製品作りにおけるパナソニックの理念やバックグラウンドに感銘を受けたことはお伝えしましたが、今回の展示会でもうひとつ考えさせられたのが、「CSR(企業の社会的責任)」です。
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パナソニックブース内、メインステージのすぐ後ろにはパナソニックのCSR活動が紹介されています。特に展示で目を惹くのが、北極海の氷の厚さや濃度を計測するカトリン北極圏調査、カトリンプロジェクトへの支援活動です。会場には実際に調査で使用された防寒具や用具などが展示されています。
メインステージではカトリンプロジェクトのプレゼンテーションも行われました。調査隊に同行した写真家のマーチン・ハートレイ氏が登場し、調査の様子を語りました。北極海の海氷の厚みと密度を測定するため北極の全域を徒歩で1,300キロ移動し、その移動が非常に厳しく困難であったことが語られました。また、パナソニックのサポートがとても重要であり、我々の活動に理解を示してくれていることに感謝していると語りました。ディスプレイには北極圏での様子が映し出され、極寒の厳しさが画面から伝わってきました。
| 電動アシスト自転車も展示されています。アルプスの観光地ではこのような電動アシスト自転車を観光客にレンタルすることで、自動車で訪れる人が減り、CO2排出の削減に繋がっているそうです。その性能を確かめようと、自転車に乗ってみる来場者もたくさんいましたよ。 |
| 「ひろげるエコアイディア」の展示では、モニターに映し出された地球を回転させて、世界各地で行われているパナソニックの環境への取組を選び、その様子をハイビジョン映像で見ることができます。世界中で非常に多くの活動が行われていて驚きました。 |
企業であれ人であれ、社会と何らかの関わりを持ち、社会から利益を受けているはずです。でも、社会に還元できているかと問われると、少なくとも私自身も胸を張ってハイと答えることはできません。社会のために何かをしたいと思いつつなかなか一歩を踏み出せませんが、自分なりにできることが何かあるのではないかと考えさせられました。
「eco ideas」のコーナーには、スタッフの間で実験コーナーと呼ばれている場所があります。初日のフォトダイジェストエントリーでも触れた、「なんとか科学館」のことです。ここではパナソニックのさまざまな省エネ製品を生み出す源となる優れた環境技術をご紹介しています。来場者が分かりやすい説明映像を見たり、実験装置を試したりすることで、パナソニックの持つ環境技術の理解を深めてもらおうとするものです。
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中でも面白かったのが「ヒートポンプ」の説明。展示場所にペットボトルと空気入れが置いてあったので、初めは空気を圧縮して飛ばすペットボトルロケットを展示しているのかと思いきや、それとは違っていて「ヒートポンプ」の原理を体験するための展示でした。空気入れを使ってペットボトルに空気を送り、ボトル内の圧力が増すと内部の温度が上昇し熱くなります。この「ヒートポンプ」の原理は、例えばヒートポンプ給湯器で採用されていて、冷媒を圧縮して空気中の熱を取り出し、お湯を沸かす熱として利用しています。
| こちらは冷蔵庫に使用されている真空断熱材の実験の様子。温かい台の表面を、左は直接手の平で、右は真空断熱材の上から触って温度の差を体感します。真空断熱材はとても薄いものなのですが、ほとんどと言っていいほど熱が伝わらないことがわかります。まさに隠れたところの技ですね。 |
| 技術的な説明は難しく受けとめられがちですが、こちらのコーナーでは、映像の中に子供やマジシャンが登場し、環境技術を親しみやすく優しく解説してくれます。まずはこの映像を見てから前に置かれた実験装置を触ってみる方が多いのですが、子供さんはもちろん、意外と年配の方も興味を持って試しておられましたよ。 |
このように技術的な難しいことでも、実験装置を使って体験することで、誰にでも実感として理解してもらうことができそうですね。
読者のみなさんはパナソニックが取り組む、「3つのエコアイディア」というのをご存じでしょうか?この展示会ブログをずっと以前からご覧いただいている方ならすでにご存じだと思いますが、初めての方のために簡単にご説明しましょう。
「3つのエコアイディア」というのは、生産活動におけるCO2削減だけでなく、すべての活動において「一歩先のエコ」をめざすべく、パナソニックがグローバルに展開している重点取り組みの3つの柱です。優れた省エネ性能を持つ家電製品を消費者のもとへ届ける「商品のエコアイディア」、製品を製造する工場からのCO2排出量を削減する「モノづくりのエコアイディア」、そして「エコ」を世界中に広げる活動を展開する「ひろげるエコアイディア」の3つのことを指します。そして、パナソニックブースの「eco ideas」コーナーでは、それらを具体的な例や実績を示しながら説明されているのですが、その手法はとてもユニークです。
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IFA開催前日のプレスカンファレンスでも触れられていた「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」を組み合わせたトータルエナジーソリューションのコーナーでは、家庭で電気を作り出す「創エネルギー」と、電気を蓄える「蓄エネルギー」が展示されています。特に興味深かったのは「創エネルギー」として展示されている「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」でした。展示されている装置のスイッチを押すと、水素と酸素から電気を作り出す様子をランプの表示で見ることができました。
以前に日本国内のニュースで一般住宅でも発電ができる装置として、これと同じものが実験的に導入されているのを見たことがありました。家庭内の電化製品を全て省エネ製品で揃えたとしても、電気を使用する限りCO2がゼロになるわけではありません。その省エネ製品でも補いきれない分のCO2排出部分を、家庭で作り出す「創エネ」と効率的に蓄える「蓄エネ」を組み合わせた、トータルエネルギーマネジメントシステムで一元管理し、家庭から排出されるCO2をプラスマイナスゼロにするというのが、パナソニックのビジョンだそうです。昔の自給自足の生活が、これからはCO2削減を目的とする新しいエネルギーの自給自足が始まるのかもしれませんね。
また、会場ではハイブリットカーに搭載されている車載電池の展示もあり、これらの展示を見ていると一歩先の「未来」や「夢」が感じられました。
| 「モノづくりのエコアイディア」として、製品が作られる工場でCO2の排出量を減らすための具体的な取組事例がインタラクティブな表示装置を使って展示されていました。表にドイツ語、裏に英語の印が描かれた積み木のようなものをボードの中心にセットすると、上に向けた方の言語で説明映像がディスプレイに表示されるユニークなものでした。 |
IFAも5日目に突入。残すところ今日を含めて残り2日、まだまだいろんな情報をお届けしますよ!
さて、パナソニックブースの様子を動画でお届けする動画レポートが完成、公開されました。IFA 2009 パナソニックブースの雰囲気や、FULL HD 3D プラズマシアターなど主要な展示内容がざっと一気にご覧いただけます。ぜひチェックしてみてください!
IFA会期中、メインステージではいろいろなプレゼンテーションが行われています。その中から写真家アモス・チャップル氏のプレゼンテーションをご紹介しましょう。アモス・チャップル氏は、ニュージーランドを拠点に活動している旅行写真家で、世界中のユネスコ世界遺産や、ウズベキスタン、ベラルーシ、パプアニューギニア、およびヨルダンを含む40以上の国を巡って写真を撮っています。
プレゼンテーションではアモス・チャップル氏がメインで使っているLUMIX GH1で撮影された作品を、ステージ上に設置された4台の103v型プラズマディスプレイに映し出しながら撮影時のエピソードやLUMIXに関して語っていました。GH1は小さく軽いので長期にわたる旅行でも持ち運ぶのが苦にならない。しかも軽いのにイメージクオリティーが高く、撮影もしやすいとのことでした。アモス・チャップル氏が一番気に入っているレンズはパナソニックから発売されている25mmのライカレンズで、そのレンズで撮影した写真は新聞にも掲載されたそうです。
プラズマディスプレイにはデリーの街やタイの市場、商人、子供などの写真が映し出され、現地の人たちの生活ぶりや撮影したときの空気感やその場の臭いまで感じられそうな作品が紹介されました。どの写真も画面に吸い込まそうな力を持っていて、hiroyukiもいつか写真を撮りながら、世界を回るような旅行ができればいいなあと思いました。
| プレゼンテーションを行ったアモス・チャップル氏以外にも、ブース内のあちらこちらにパネルとスライドショーによる写真家の作品展示が行われています。 |
LUMIX/ハイビジョンムービーコーナーでも一番人気なのが、今月初めに発表になったレンズ交換ができるコンパクトなデジタル一眼のLUMIX GF1です。hiroyukiにとってはIFA参加のために日本を発った後に発表されていたGF1が、ドイツで触れることになるとは不思議な感覚です。ドイツ国内では10月発売予定らしく、今手にとって試せるのはここだけ、ということで、展示されているGF1で撮影してみる方も多いようです。そこで私も実際に触ってみました。
GF1のサイズはこれまでのデジタル一眼と、コンパクトデジタルカメラのちょうど中間。これまでのGH1やG1でも一般的なデジタル一眼よりもコンパクトでしたが、GF1はさらに小さい。でもLUMIXのコンパクトデジタルカメラに比べると一回りほど大きくて、手に持つとしっかりとした重さと存在感があります。グリップ部はやや小さいかなと気になりますが、基本的には左手でレンズ部分をホールドして両手で構えることになるので大きな問題ではないでしょう。背面の3.0型液晶モニターは解像度約46万画素できめ細かく、非常に綺麗です。シューティングコーナーが撮影用にちゃんとライティングが調整されているということを差し引いても、モニターに映る映像は鮮やかで見たときには「おっ」と思ってしまいました。モニターの視野角も広いため、上下左右のどの方向から覗いても表示が見えづらくなることがほとんどありません。また、表面のボディカバーもメタル製で高級感があり、モノとしての満足度は高いです。
機能的にはとてもたくさんの機能が詰め込まれている印象で、シーンを自動判別する「おまかせiA」や内蔵フラッシュも搭載されているため、デジタル一眼は難しいとか思わずに気軽に撮ることができそう。そんなデジタルの最先端機能を盛り込みつつ、昔の6×6のようなアスペクト比1:1の正方形の画像サイズで撮影できるのもユニーク。正方形の画面は普段の横長とは違って被写体の収まりが良いように構図を探すことが求められるのが、逆に新鮮で面白いと思いますよ。またコダワリ派向けにはシャッタースピードや絞り、ISO感度などオリジナルの撮影モードとして4つまで登録することができます。登録したカスタムモードは上部のモードダイヤルから、即座に選ぶことができます。
GF1はAVCHD Liteによるハイビジョンムービーの撮影に対応していて、利用の際に静止画・動画の切り替えなどは必要なく、ボディ上部の動画ボタンを押すだけで即座に動画撮影がスタートします。子供やペットの撮影でシャッターチャンスと思って撮影モードを切り替えている間に、撮り逃してしまうことも少なくなるのではないでしょうか。ちなみにGF1のハイビジョンムービーのファイル形式はAVCHD LiteとQuickTime Motion JPEGがあって、AV機器での視聴なら前者、パソコンでの利用なら後者で記録しておいた方が扱いやすいですよ。
GF1に取り付けられている20mmのパンケーキレンズも魅力的で、約100gと軽量で、スナップ撮影に最適な標準レンズとして使い勝手も良いですよ。
GF1と同時リリースされたレンズのレンズ構成を紹介するディスプレイや、GF1のカッティングモデルなど、他ではなかなか見ることができない展示もされています。
以上、GF1の主だったところをザッと見てきましたが、コンパクトなボディでレンズ交換ができるデジカメを求めるコダワリ派と、そろそろコンパクトデジカメを卒業したいけど大きなデジタル一眼には躊躇してしまうような両方のユーザーに受け入れられそうなカメラです。本当ならそれらユーザーは相容れない立場のはずですが、GF1の登場でそれが可能となりました。特にコンパクトデジカメ卒業希望ユーザーにとっては、一般的なデジタル一眼を手にしても使いこなせるかどうか不安を抱いている方も多いでしょう。そんな場合でもGF1であれば、カメラにお任せでも撮れるし、ハイビジョン映像も撮れるので活用は十分できると思いますよ。
またGF1のようなカメラを作り出すのも、光学系とデジタルAV系の両方を扱えるパナソニックならでは。これまでもパナソニックのデジタルカメラは何度か見てきましたが、マイクロフォーサーズの採用やAVCHDを搭載したあたりから、今までのカメラの常識や壁をぶち壊してやろうというような意欲が感じられます。すでに飽和状態といわれるコンパクトデジタルカメラ市場で、新しい価値を持ったカメラとしてGF1を投入する姿勢に、パナソニックの「攻め」を見た気がします。
hiroyuki的には「触るんじゃなかった!」というのが正直な感想で、しばらくはGF1の誘惑について回られそうです(笑)。
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展示会へ足を運ぶ目的はいろいろあると思いますが、最先端の製品を自分の目で見て手で触りたいというのが一番の理由でしょう。パナソニックブースの中で、見ることはもちろん、製品を手にとって操作することが、最もできるように作られているのがLUMIXとハイビジョンムービーのコーナーです。これはカメラが他のどのAV機器よりも「道具」としての性格が強いからではないでしょうか。そしてこのコーナーには、それら「道具」を思う存分に試すことが出来る演出がされています。
私がこのゾーンに足を踏み入れて一番に気がつき驚いたのが、LUMIXとハイビジョンムービーが分け隔てなく混在して展示されていることでした。例えば、実際にカメラを手にとって試し撮りができるシューティングコーナーでは、LUMIXとハイビジョンムービーはあまり距離をとらず一緒に陳列されています。これはおそらくLUMIXにHD画質でムービーを撮影することができるAVCHDやAVCHD Liteが搭載されたことで、ハイビジョンムービーに負けないほどの高画質ムービーの撮影が可能になったことを反映してのことでしょう。デジタルカメラだから静止画を撮影するという考え方が、すでに古い考えであることをこのコーナーは物語っています。
| 商店のセットでのダンスパフォーマンス。動きの激しい被写体を相手にシャッタースピードやISO感度を変えるといった実践的な試し撮りができます。 |
| こちらは最新モデルGF1を使ったレクチャーの様子。周囲には来場者も触ることができるGF1が用意されているので、説明を聞きながら一緒に操作できます。 |
また、このコーナーではミニイベントや、ユニークな仕掛けがいくつも用意されています。まず、シューティングゾーンではビーチや市場の商店のようなセットが作られていて、その場所では初日のエントリーでもご紹介した、ダンサーによるパフォーマンスが繰り広げられます。一人の女性を二人の男性が奪い合う様子をイメージしたダンスやパントマイムが繰り広げられ、来場者はその様子をLUMIXとハイビジョンムービーで試し撮りすることができます。そのパフォーマンスの完成度は高く、踊りが終了すると拍手が沸き上がるほどです。実は開催前のブース設営日には、二人の息が合うように、疲れるんじゃないかと思うくらい何度も練習を繰り返していました。またその場所で最も来場者が、特に男性が集まってくるのが女性モデルによるミニ撮影会で、講師による撮影のレクチャーも行われているんですよ。
さらにLUMIXとハイビジョンムービーの陳列方法もユニークで、あるテーマカラーに統一された小物と組み合わされて、とてもオシャレな空間ができあがっています。それはまるで高級デパートのショーケースのようで、ウィンドウショッピングをするだけでも面白いですよ。
ブルーレイレコーダーと同じゾーンに展示されているのが、ブルーレイプレーヤー。ブース内でもかなり大きなスペースを占めており、その人気の高さが感じられます。ここではブルーレイソフトの再生だけにとどまらず、幅広い楽しみ方として写真やハイビジョンムービー、音楽などの再生が提案されています。デモンストレーションではSDメモリーカードに記録されている写真や、AVCHDムービーをファイルの一覧から呼び出して再生する様子を見ることができます。
ブルーレイプレーヤーの展示ではPHL(パナソニックハリウッド研究所)でのノウハウをもとにした「PHLリファレンスクロマプロセッサー」を搭載していることや、映像信号を1080pまでアップコンバートできるIP変換回路「P4HD」の解説もされています。さらに、音声面から細部までこだわった製品のパーツ(背面の接続端子や、振動を軽減するための本体の足であるインシュレーターなど)も展示されていました。
壁面いっぱいを使って、ブルーレイレコーダー/プレーヤーの過去のモデルと、今後発売される予定のモデルが一堂に展示されているコーナーがあります。まるで巨大な家系図のように記された展示からは各モデルの機能が進化していく様子がよく分かり、大きかった本体サイズが代を重ねるごとにスリム変化していくところは技術の進歩が感じられて興味深かったです。ちょっとした「ブルーレイ博物館」といった雰囲気ですね。
そして、興味深かったのが、アワードのコーナー。初めて見たときには機能を紹介するアイコンが並んでいるのかと思ったら、これはこれまでにパナソニックのブルーレイプレーヤーが雑誌やネットなどのメディアから与えられたアワード、受賞の経歴です。ブルーレイプレーヤーのモデルごとに受賞歴が掲げられていますが、見ておわかりのようにたくさんの賞を受賞していることがわかります。欧州ではこのようなメディアからの賞の受賞というのはとても重要らしく、きっと製品を購入する際の判断基準にもなっているのでしょうね。そういえば同じような展示がVIERAのコーナーにもありましたし、ドイツのVIERAのカタログにも、批評のコメント付きで受賞歴を紹介するページがありましたよ。
さて、IFA 2009も会期の半分が終わり今日から折り返しです。連日の取材で少し疲れの影が見えつつありますが、今日もIFAパナソニックブースから新鮮な情報をお届けいたします!
まず、今日はじめにお伝えするのはブルーレイレコーダー。hiroyukiはデジタルAV機器の中でも特にレコーダーが大好きで、自宅には3台のHDD/DVDレコーダーを持っています。
ブルーレイレコーダーの展示はブース内のメイン通りに面していて、FULL HD 3D プラズマシアターの向かいにあります。そのため来場者の注目度は高いのですが、もう一つ注目されている理由は、先日のプレスカンファレンスでドイツ国内向けのブルーレイレコーダーDIGAが、来年の早い段階で発売されるとの発表によるところもあるでしょう。
ブースの正面には、そのドイツ国内向けに発売される予定のDIGAに加え、フランス向け、UK向けモデルの計3台が展示されています。展示方法にも力が入っており、それぞれは鋭い三角のオブジェの先端に設置されて遠目には空中に浮いているようにも見えます。シャープでクールな印象です。本体はクリアケースに収められ背面の壁とはスペースが空いているので、DIGAの背面を真剣に見つめている来場者もかなりいました。でも、本当は展示用のステージなので登ってはいけないんですよ。などといいつ、hiroyukiも裏に回って覗いてしまいました(笑)。AV機器の背面をチェックするのはAVマニアの習性で、後ろの入出力端子を見れば、およそどんな機能が搭載されているのか判断できますからね。これは世界共通のようです。hiroyukiはその光景を見て、ドイツのAVマニアと心が通じ合えたような気がしましたよ。
そしてこの展示の壁の裏側では、実際に動いているDIGAを操作できる展示が用意されています。録画済みのコンテンツを呼び出すメニュー画面の説明やフルHD映像をDR(圧縮なし)、HL(圧縮あり)で録画した画質の比較などが行われていて、圧縮モードの中でも一番圧縮率が高く画質面では不利なはずのHLモードでも高画質で長時間録画ができることに来場者も驚いていました。
また、録画用とデータ用のBD-R/REのディスクも展示されていて、hiroyukiはここで、あるものを見つけました!それは録画用BD-R/REのケースが日本のディスクサイズのケースとは異なり、市販BDソフトのパッケージで使用されているトールケースになっていることです。聞いた話によるとトールケースの方が収納したときに、市販ソフトと高さが揃うのでそうして欲しいとの要望があったそうです。確かに録画用としてライブラリー性やコレクション性を高めてくれそうなので、日本でも録画用ディスクをトールケースで、ぜひ発売して欲しいです!
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連日大盛況が続いているパナソニックブースを歩いていて、おや?と思うことがあります。それは家族連れの来場者が多いこと。
IFAは以前にもお伝えしたように、一般の方も入れるコンシューマーエレクトロニクスの展示会なのですが、そうは言ってもやはり、最新のデジタル製品の展示会にベビーカーやダッコされた赤ちゃん、おじいちゃんおばあちゃんの姿は新鮮とも違和感ともとれる光景です。なかなか日本のデジタル系展示会では、見ることができない光景ですよね。
今日も露店で昼食をとっていると、他のブースを回って来たとおぼしき、年輩の女性の二人連れ(ご友人同士?)が歩いておられました。他にもお兄ちゃんとベビーカーに乗せた双子の3人のお子さんを連れたお母さんや高校生くらいのカップルがブース内を歩いていたりして、何にどんな興味を持って来場されたのか聞いてみたい衝動にかられました(笑)。たとえば日本のCEATEC JAPANを思い起こしてみても、なかなかこういった方々が来場されている姿は想像できません。でも皆さん、それぞれに展示会を楽しんでおられる様子なのです。
そう考えると、展示会だから難しい技術と最新のデジタル製品情報に付いていける人だけのもの、というだけではない何かが見えてくるような気がします。展示会に来ているのに1冊のカタログも手に取らずに、談笑しながら会場内を歩き、立ち止まっては展示を見、そんな風にして楽しんでいる方々を見ていると、もしかするとIFAは、ベルリンの人たちにこよなく愛されている、テーマパークのような存在なのかもしれない、と思ってしまいました。
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「CONNECTIVITY」コーナーの正面では、「today」と「tomorrow」のデモステージが行われています。「今日と明日のデモって何?」と不思議に思われるでしょう。それはリビングルーム内ですでに実現している「つなげる技術」(today)と、その発展形として近い将来利用できるようになる、部屋を越えた家の中での「つなげる技術」(tomorrow)のことなんです。「today」にはVIERA Link、SD Link、WirelessHD(TM)、VIERA CASTなどが紹介され、「tomorrow」はDLNAを使ったマルチルームシェアリングが紹介されています。つまり、一つの部屋の中をカンタン便利にしてきた今の「つなげる」技術が、これからは部屋をまたいでつながっていくということのようです。
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「today」の部屋でhiroyukiが注目したのはWirelessHD(TM)。これは映像や音楽などのAVコンテンツを無線通信により伝送する規格で、フルHD映像を非圧縮で伝送することができます。壁にVIERAを設置してAV機器を接続しようと思ったときでもレコーダーやプレーヤーをVIERA近くの壁際に設置し、コードで接続する必要は全くなく、無線通信の信号が届く範囲であればフリーなレイアウトが可能です。また、プレゼンテーションが行われている部屋のセッティングでは、サラウンドシステムもワイヤレスを利用していたので、電源以外のケーブルは見あたらず部屋の中はスッキリとしていました。
「tomorrow」の部屋はDLNAによる部屋を越えたコンテンツの共有が紹介されています。DLNAは写真や映像、音楽をホームネットワーク内で共有するための規格で、レコーダーやパソコンなどに収められたコンテンツを、対応するプレーヤーでネットワークを経由してHDで再生することができます。プレゼンテーションでは勉強部屋のブルーレイプレーヤーで、リビングにあるブルーレイレコーダー内のコンテンツを再生していました。これならリビングのテレビが子供たちのゲームで独占されていても、他の部屋にDLNA対応のブルーレイプレーヤーやパソコンがあれば、録画しておいたコンテンツを楽しむことができますね。
hiroyukiはデジタルカメラを使うようになってからは、紙にプリントする機会はめっきり少なくなり、テレビやパソコンの画面に映し出して楽しむことが多くなりました。おそらく読者の多くの方々も、私と似たような状況ではないでしょうか。SDカードスロットを搭載するVIERAならデジタルカメラの静止画だけでなく、ハイビジョンムービーやAVCHD対応のLUMIXで撮影されたHD動画も楽しむことができますよね。このように、SDメモリーカードに撮り込んだ写真や動画をVIERAの大画面で楽しめる機能は、VIERA IMAGE VIEWERと呼ばれています。
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VIERAがずらっと展示されているすぐそばにVIERA IMAGE VIEWERのコーナーがあり、デモンストレーションとして、メッセージや装飾を施した写真をVIERAでスライドショー再生していました。その内容というのがユニークで、スライドショーの変化に合わせて息を吹きかけると、バースデーケーキのローソクの炎が徐々に消えていくというものでした。子供さんがお母さんに贈るバースデーカードのような演出です。他にも写真に文字を追加したメッセージカードや、4コママンガのような提案もあって工夫次第でいろんな楽しみ方ができそうです。
以前の銀塩カメラの時代には、写真を引き延ばすのは大変でしたから、小さな写真を回し見しながらみんなで覗き込む、というような感じでしたが、このVIERA IMAGE VIEWERが提案しているのは、撮った写真や動画を、大画面に大きく映し出して楽しみながらみんなで見る、という新しいスタイルです。しかも、LUMIXやハイビジョンムービーから取り出したSDメモリーカードをVIERAのSDスロットに入れるだけで見ることができるわけですから、とってもカンタンです。そしてそこにメッセージやストーリーを盛り込むことで、VIERAの画面がコミュニケーションツールにもなってしまう、というわけなんですね。
今ではLUMIXでもHD画質のAVCHD Liteムービーが撮れるモデルが登場し、以前よりもデジタルカメラでもムービーを撮影する機会が増えています。すると1枚のSDメモリーカードの中に静止画とムービーが混在することになりますが、VIERA IMAGE VIEWERであればそれらの違いも気にすることなく手軽に楽しむことができそうですね。
パナソニックブースの一番奥、といってもブースのどこか前で後ろなのかはわかりませんが、「CONNECTIVITY」というエリアがあります。この言葉だけ聞いてもピンと来ないのですが、ここではパナソニックのデジタルAV製品をつなげる技術が展示されています。ひとくちに「つなげる」といってもいろいろな技術がありますが、ここではVIERA Linkの展示についてお伝えしましょう。
VIERA Linkに関してはすでに広く利用されている方もいると思いますが、ここで少しだけ復習させてください。VIERA Linkは、パナソニックのAV製品同士をVIERAを中心にHDMIで接続して、一つのリモコンで、それらの製品を制御できる機能のことです。わが家もそうですが、最近はリモコンだらけで、ちょっとDVDを見たいと思っても、テレビとDVDプレーヤーのリモコンを持ち替えなければなりません。見ている途中でシーンをスキップして、テレビのボリュームを消して、シアターシステムのアンプの電源を入れて…、などとやっていると何度もリモコンを持ち替えなければならず、操作を間違えてしまうことも多々あります。このような煩雑な操作を解消してくれるのがVIERA Linkです。
ブースではVIERA Linkの便利なポイントがモニターに映し出されていて、例えばLUMIXやハイビジョンムービーをHDMIでVIERAに接続しておくと、VIERAのリモコンでLUMIXやハイビジョンムービーの操作もできる様子が説明されていました。テレビ周りの周辺機器だけでなく、このような小さな製品まで操作できるなんて、hiroyukiも知らない情報だったので、思わず「へ〜」と声を上げてしまいました。
また、パナソニック独自の機能として、たとえばDVDを見終わってテレビの入力切り替えをテレビ放送へ切り替えると、不要になったDVDプレーヤーの電源が自動的にオフになるのはVIERA Linkだけと教えていただきました。操作が快適、プラスエコにもつながる技術、それがVIERA Linkなんですね。
日本の皆さんは、「アクトビラ」というサービスを聞かれたことがあるでしょうか? インターネットに接続されたVIERAやブルーレイプレーヤーでニュースや天気、株価、写真、動画などのコンテンツを見ることができるサービスです。ここドイツでは、このサービスと同じようなことを実現してくれるVIERAの機能を「VIERA CAST」と呼んでいます。ドイツでは来年の発売が予定されているブルーレイレコーダーでも見ることができます。
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VIERA CASTの特徴は、好きな時に好きな情報が得られるところ。例えばVIERA CASTで見ることができるニュースは決められた時間に流れる放送ではなく、「見たい!」と思ったときに、いつでも番組の初めから、必要であれば繰り返して見ることができます。VIERA CASTで提供されるコンテンツは、昨年のIFA 2008で発表されたスポーツチャンネルの「EUROSPORT」や動画共有サイトの「YouTube」、写真共有サイトの「Picasa」などもあり、今回のIFAでは新たにドイツ最大のニュースとエンターテインメントポータル「Bild.de」などが加わることが発表されました。
ブースではインターネットに接続されたVIERAを使って、VIERA CASTが体験できるコーナーがあったので早速触ってみました。VIERA CASTは各コンテンツを選ぶためのトップメニューがあり、そこから見たいサービスのサムネールを選択します。操作はVIERAのリモコンで行い、サムネールを選択する際の反応も機敏で、インターネット上にあるコンテンツを呼び出しているような感覚はなくストレスもほとんどありません。例えば「EUROSPORT」を選ぶと、「Fussball」「Tennis」「Motorsport」などのジャンルがあり、そこから1分半から2分程度にまとめられた複数のニュースを見ることができました。試しに今度は天気予報サービスで、ベルリンから東京の天気を調べてみたら、ちゃんと出てきましたよ。ちょっとホームシックでしょうか?
そしてやっぱりVIERAの大画面で楽しむのなら、動画コンテンツです。「EUROSPORT」は昨年のサービス開始以来、動画によるコンテンツを提供していて、躍動感溢れるスポーツ中継をいつでも楽しむことができるそうです。私はサッカーが好きでテレビでもよく見ているのですが、忙しい時期だと放送を見逃してしまうことも少なくありません。そんな時はムチャクチャ悔しいのですが、時間が空いたときに自分のペースで、しかも大画面で試合を楽しめるなんて羨ましい限りです。
さて、IFA 2009も3日目に突入です。今朝、会場に到着したときは小雨模様でしたが、日曜ということもあってパナソニックブースもオープンからたいへん混雑しています。そんな混雑したブース内でも特に多くの来場者が訪れているのが、VIERA、NeoPDP、IPSα採用のLCDなどが展示されているテレビのコーナーです。初日のエントリーでもVIERAがフルラインナップで展示されているVIERAウォールをご紹介しましたが、他にも興味深い展示がいくつもありましたよ。
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まず、NeoPDPのコーナー。ここには世界最大サイズとなる150v型のPDPと、薄さ8.8mmの超薄型PDPが展示されています。超薄型PDPが左右に1台ずつ、その中央に150v型PDPが展示されていて、この150v型PDPの存在感は圧倒的!実はhiroyuki、150v型PDPを実際に見たのは今回が初めてなのですが、壁一面が一枚の大きな映像になっている状態で、これはもうテレビやディスプレイといった範疇を超えているんじゃないでしょうか。FULL HD 3D プラズマシアター前に設置されている「AVATAR」のロボットに次いで、この150v型PDPも人気の撮影スポットでシャッターを切る人が後を絶ちません。
足下に設置されているパネルには、画面に象が映っているイメージがあり、150v型PDPの大きさなら本当に子象くらいなら実物大で映し出すことができるのではないでしょうか。また左側の超薄型PDPはゆっくりと回転していて、その薄さを実感することができます。ボディを指先で挟んで、その薄さを確認している方もいましたよ。これら3枚のディスプレイには大自然の映像や高価な装飾品の美しい映像が映し出されているのですが、ディスプレイの手前に砂利が敷き詰められていて、川で魚を捕るクマや滝の映像が流れたときには、熱気溢れるブース内に居ながら画面から涼しい風が来ているような錯覚に陥ってしまいました。
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また、NeoPDPの特徴を紹介するコーナーも興味深く、600Hz駆動による動画解像度の高さを訴求するために動きの速いスポーツやゲーム画面が表示されていたり、2,000,000:1の高コントラストを実感できるように、薄暗いボックスに従来のPDPとNeoPDPが比較で収められた展示もされています。ここでは東京の夜景や宇宙空間の映像が流れていて、鮮やかさや黒の締まり具合、それらによる奥行き感の違いで圧倒的にNeoPDPが優れていることが理解できました。
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ふと目にとまったのがPDPと目の健康に関する展示。一定時間に画面を見続けた際の瞬きの回数や、目の疲労状態を図と映像で紹介されていたもので、PDPが目に優しいことが科学的な調査に基づいて解説されていました。説明を熱心に聞いている方も多く、欧州の人たちは家電と健康との関わりに強い関心を持っているようでした。
常に人の列が絶えないFULL HD 3D プラズマシアター前では、パナソニックのFULL HD 3Dの仕組みを解説する映像が流れています。仕組みを知らなくてもFULL HD 3Dを楽しむことができますが、デジタルAVマニアも思わず唸ってしまう(少なくともhiroyukiは唸りました)、高度な技術が使われているんですよ。
FULL HD 3D プラズマシアターのシステムは、103v型のプラズマディスプレイと3D専用のブルーレイディスクプレーヤー、そしてアクティブシャッターメガネの3つからなります。まだ試作機ですがプラズマディスプレイもブルーレイディスクプレーヤーも、つい想像してしまいがちの業務用専用機器のような無骨な製品ではありません。見た目には私たちが普段目にしている家庭用のパナソニック製品と、ほとんど大きな差はありません。というのも、3D映像が普及したとしても日常的に見られるのは、2Dが多いはずです。3Dだけの専用テレビが必要というのでは、現実的ではありませんからね。このシアターシステムのプラズマディスプレイは、2D映像はもちろん2D映像として、メガネをかけなくても見られるようになっているわけです。
現在、3D映像技術としては複数の方式が存在していますが、「ハリウッド映画のクオリティをそのままご家庭に届けたい」と考えるパナソニックは、最も美しい3D映像を表現する方法を探ってきました。それが、「左右それぞれの目のための映像をフルHD画質で用意し、通常私たちが見ている映像と同じだけのコマ数(左右ともに1秒間に60コマ)で見せる」というものでした。
左目用、右目用のフルHD映像は、1枚のブルーレイディスクに収録されています。大容量のブルーレイディスクだからこそなせるワザでしょう。そしてそこから流れる映像を、「フレームシーケンシャル方式」と呼ばれる方式で画面に表示します。これはフルHD画質の左目用・右目用の映像のコマ(=フレーム)を、超高速で左右交互に順番に再生する方式です。そしてその映像と同期して左右のシャッターを交互に開閉できるアクティブシャッターメガネをかけて映像を見ます。画面に左目用の映像のフレームが表示されているときには右目の方のシャッターが閉じ、次に右目用の映像のフレームが表示されると、左目の方のシャッターが閉じます。これによって、左目には左目用の映像だけが、右目には右目用の映像だけが届く、ということになります。そしてその左右の目から入った映像が脳の中で合成されて、映像が立体的に見える、というわけなのです。その左右の切り替えの速度は1秒間に120回! アクティブシャッターメガネをジッと凝視してみましたが、肉眼では高速すぎて確認することができませんでした。
| これがアクティブシャッターメガネ。フレームが極度に分厚いサングラスのようですが、実際には肉眼で判らないほどの高速スピードで、左右のシャッターが交互に開閉しています。実際にかけてみても、重さに違和感はほとんどないので2時間くらいの映画も無理なく楽しめそうです。 |
先ほどご説明したとおり、映像の表示スピードは片目60フレーム/秒、つまり1秒の映像を60コマのパラパラマンガで表現しています。両目だと1秒間で120コマと非常に高速な切り替えの表示となりますが、この高速な画面の切り替えに対応できるのが、動画再生に優れたプラズマなのです。一つ前のフレームがうまく切り替わらずに次のフレームに残像として残ってしまったりして、左右のフレームがクリアに画面が表示されないと、美しい3D映像にはなりません。パナソニックがこのフルHD 3D シアターシステムに高い動画解像度を持つプラズマを採用している理由がここにあるのです。
しかもこの映像がフルHD映像であることが重要なポイントで、従来の3D映像にありがちだった画像のボケや画質劣化が感じられません。事実、FULL HD 3D プラズマシアターで見た映像は、裸眼でフルHD映像を見ているときとほとんど違いのない、高精細な映像でしたよ。
と、ここまで技術的な説明をしておきながら何なんですが、FULL HD 3Dの本当の凄さは、これら高度な技術が手軽に利用できて見ている側に全く意識させないところです。いくら高度な技術を使っていても限られた人しか利用できない敷居の高いものでは、将来的な広がりは期待できません。FULL HD 3D プラズマシアターでは、お子様から、おじいちゃんおばあちゃんまで幅広い年齢層の来場者が同じように3Dを楽しんでいらっしゃいます。現在の一般家庭用製品の延長線上にFULL HD 3Dがあることが、最も重要なポイントなのでしょうね。
皆さんは3D映像と聞いて、どんな映像を思い浮かべるでしょうか?子供の頃に見た左右の色が異なるメガネをかけてみる3D映画や、テーマパークで見ることができるアトラクション映像を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。私もそれら3D映像を何度か見たことがあったので、FULL HD 3D プラズマシアターに入るときも、そんなもんだろうと自分の中で予想したうえで挑みました。しかし、その予想は見事に裏切られました!でもその裏切りは、予想よりも数倍面白い体験ができた満足感に満ちたものだったのです。
| シアターの観賞は無料で、どなたでも入れます。受付では特製のチケットのようなフライヤーを配っていました。写真ではわかりにくいですが、これも3Dになっているんですよ。 |
まず度肝を抜かれたのが、映像のオープニングに登場する「FULL HD 3D」のロゴが、もうすでに画面の空間の中に浮かんでいたことです。平凡な表現ですが、本当に手を伸ばすと触れられそうな感覚で、さらに驚いたのがロゴのエッジが輝いている表現が、実際に金属が光に反射して輝きを放っている光の筋のように感じられたことです。ここまでクリアで高精細に見えたのは、映像がフルHDだからこそで、私は映像のスタートと共に、FULL HD 3Dの世界に引き込まれたのです。これは一緒に映像を見ていた他の来場者の方も同じだったようで、思わず「オーッ」という驚きとも喜びともとれる声が上がっていました。
また、驚かされたのが北京オリンピック開会式でのマスゲームを収録した映像で、競技場の手前から奥まで、確かにハッキリと幾重にも重なった人の波が躍動的に動いていたことです。普通、映像では手前にある物の裏側というのは記録されていないのですが、FULL HD 3Dの映像はその裏側まで物が存在しているような実感があるのです。画面の奥に手をグルリと回して物が掴めるのではないかと錯覚させられるほどの説得力です。特に紙吹雪やリボンが空中に舞うシーンでは、他の来場者も「Amazing!」とばかりに感心していました。
そして映画「AVATAR」の予告編では、舞台となる惑星の森の中や研究所施設のシーンでの奥行き感、そして激しい戦闘シーンでは自分もその場にいるかのような臨場感が感じられました。予告編はすでにWebなどでも公開されているので、すでにご覧になった方もいると思いますが、3D映像で見る予告編は別物といっても良いほどの違いを感じました。
シアターの映像を見終わった後、私はこの3D映像体験を、家族や友達にも是非見せたいと思いました。人っておいしい料理を食べた時に人に勧めたくなることがありますが、それに似た感覚でその物の良さを自分は知った上で、初めて経験する人がどんな反応や表情をするのかを見てみたい。つまり、見た人は絶対に驚くに違いないだろうと確信が持てる、それがFULL HD 3D プラズマシアターで見ることができた映像の感想です。とかいいながら、3D映像はテレビ中継や紙の上では見ることができないものなので、hiroyukiの感想を読んでヤキモキしている読者の方には申し訳ないのですが、パナソニックは近い将来に家庭でFULL HD 3Dが見られると約束しているので、その日が来るまで楽しみに待ちましょう!
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パナソニックブースの中でも常に人の列が絶えないのが、FULL HD 3D プラズマシアターです。シアターで流される「AVATAR」の映像は、今はまだここでしか見ることができないフルHDによる 3D映像で、まるで映画館で開催されるプレミアム試写会のようです。シアターは2つ用意されているので入場希望者もスムーズに流れそうなものですが、シアター前に2重、3重に人の列を迂回させた状態でも、シアターコーナーから人がはみ出してしまうほどの人気ぶり。欧州の人たちの、3D映像に対する期待の高さが感じられます。
入場を待っている時間も楽しめるようシアター周辺には工夫がされています。まず、並んでいる頭上にはディスプレイが設置されていて、映画「AVATAR」の見どころやメイキング映像が流れています。メイキング映像では監督のジェームズ・キャメロン氏と、先日のカンファレンスでも登場したプロデューサーのジョン・ランドー氏による解説を見ることができ、「AVATAR」の撮影で使われた本物のスタジオにパナソニックの103v型プラズマディスプレイが持ち込まれて、3D映像のチェックに利用されたなどのエピソードが語られています。
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そしてシアター前でひときわ注目を集めているのが、映画の撮影で実際に使用されたロボットです。当初は展示用のレプリカを利用する予定でしたが、キャメロン監督のこだわりで実物が展示されることになったそうです。このロボットが実に良くできていて、激しい戦闘で塗装が剥げて金属が見えている様子や本物の泥が付けられていて、リアルな金属の塊のような重厚感があります。不思議そうに触ってみる来場者もたくさんいますよ。
長い列を抜けてシアターの中に入ると、そこは約30人程度が入ることができるくらいのスペース。正面には103v型のプラズマディスプレイが設置され、3D専用ブルーレイディスクプレーヤーから再生されるFULL HD 3D映像を、入り口で渡されたアクティブシャッターメガネと呼ばれる専用のメガネをかけて観賞します。観賞中は映像に集中できるよう、外部からの音が全く聞こえないような遮音設計が施されているようです。そこでみたFULL HD 3D映像の感想は、また次のエントリーでお伝えしますね。
FULL HD 3D プラズマシアターでは、映画「AVATAR」の予告編を見ることができますが、皆さんは「AVATAR」についてどれくらいご存じでしょうか?また、「AVATAR」とパナソニックの関係が親密なことをご存じでしょうか?公開前とあってまだまだ情報が少ない「AVATAR」ですが、IFA前日に行われたプレスカンファレンスに、スペシャルゲストとして登場した「AVATAR」のプロデューサー、ジョン・ランドー氏の言葉を元にそれらを探ってみたいと思います。
プレスカンファレンスのステージに登場したジョン・ランドー氏は、司会者の質問にも明るく答えてくれる陽気なおじさん(失礼!)といった雰囲気でした。事実、以前のエントリーでもこのブログのために写真撮影に応じてくれるなど、気さくな方でしたよ。
もともと「AVATAR」は「タイタニック」の前から、ジェームズ・キャメロン氏が構想としては持っていたものでしたが、当時のCGIなど撮影技術では表現不可能で、ずっと温められていたそうです。それがここ数年の技術革新によって、やっと実現できるようになったとのこと。同時に監督は3D技術も試していて、映画を実体験のように感じさせる最良の方法として「AVATAR」で3Dを使うことを決心したそうです。つまり、元々優れたストーリーがあり、さらに優れた技術を組み合わせることで最高のものを作り出すことができるというわけです。
そして実は「AVATAR」の以前から、映画製作に多くのパナソニック製品を使っていたこともあり、「AVATAR」においてパナソニックが唯一のオーディオビジュアルパートナーとなったのは自然な流れだったようです。スタジオには103v型のプラズマディスプレイが持ち込まれ、撮影結果の確認に利用したそうですが、プラズマならではの高精細さが非常に役立ったようです。
実はこのあたりのエピソードはFULL HD 3D プラズマシアター前に設置されている、ディスプレイモニターで流されている映像でも語られています。その映像の中では実際の撮影スタジオで使用されているパナソニック製品も映っているんですよ。公開前の映画の貴重な舞台裏を見ることができるのはパナソニックブースだけです。
「僕らは3Dを、スクリーンから何かが飛び出すものではなく、違う世界への入り口だと考えている」と語ったランドー氏。映画の公開は今年の12月に全世界同時ということで今はそれを待つしかありませんが、FULL HD 3D プラズマシアターに足を運んでいただければ、一足先に3Dで描かれた「AVATAR」の壮大な世界が体験できますよ。
おはようございます。IFAの2日目がスタートしました。今日は土曜日ということもあってか、すでにブース内はたくさんの人であふれ、子供さんの姿も多く見られます。
さて、家電好きのhiroyukiにとって、カタログ集めは基本中の基本。今日は早速、会場内で配布されているカタログをゲットしてみました。すると、日本のカタログとは、全く違うことに驚かされました。例えばVIERAとDIGAのカタログは黒やグレー、濃紺を基調とした渋い印象で、1ページあたりの文字の情報量も少なく、すっきりとしたレイアウトになっています。どちらかというと文字で情報を伝えるというよりも、ビジュアルでイメージを伝える感じでしょうか。
インフォメーションカウンターでふと見つけたのが折りたたまれた2枚のポスターで、広げるとVIERAの42インチモデルTX-P42GW10と、50インチモデルTX-P50GW10の実物サイズになります。実はhiroyuki、以前に薄型テレビを買う際、リビングに置いた大きさのイメージが掴めなくて、購入を検討していた薄型テレビのサイズに合わせて新聞紙を切って、壁に貼り付けてシミュレーションをしたことがあるのです。ちょっと貧乏クサイですが、同じような経験をされた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?あの時こんなポスターがあれば、グッとイメージが沸きやすかったのですが。
カタログやポスター一つでも、お国柄の違いが感じられますね。
パナソニックブースは製品ごとにエリアが分けられていて、ブースのほぼ中央にあるメインステージでは、約10分程度の様々なプレゼンテーションが行われています。中でも30分ごとに英語とドイツ語で交互に行われている「Corporate Message」は、パナソニックの「いま」と「これから」が込められていて、とても見応えがあります。
オープニングは躍動的なCGイメージによるカウントダウンからスタート。実はデザイナーの仕事もしているhiroyukiにとって、このカウントダウンのムービーがメチャカッコ良くてお気に入りなんです。カウントダウンをしながら緩急を付けて数字が画面を滑るように移動するところや、パナソニック製品とそれを使う人たちのイメージが浮遊しながら入れ替わっていく様がこの上なくクールなのです。なんならオープニングだけ毎回見たいですし、できるならケータイの待ち受け画面にしたいくらい。
そしてリズム感のある音楽が鳴り始めると男女二人のMCが登場。IFAで出展されている新製品や注目製品を次々と紹介していきます。NeoPDPから始まりVIERA IMAGE VIEWER、VIERA CAST、ハイビジョンムービー、LUMIX、DIGA、そしてFULL HD 3Dなどが登場。各製品のポイントはステージ上に設置された4台の103v型プラズマディスプレイに表示され、アニメーションやムービーによってわかりやすく伝えられます。たくさんの製品が説明されるなかで、特に私が一番興味を惹かれたのはプレゼンテーション最後のパート「eco ideas」のところでした。NeoPDPやFULL HD 3Dのパートも家電好きなhiroyukiからすると目が離せないのですが、「eco ideas」のところでは環境に配慮をしたモノづくりや環境性能を高めた技術の紹介がされ、hiroyukiはそこにパナソニックの製品が生まれたバックグラウンドを感じたのです。
「eco ideas」のパートを見ていると、自分が今まで知っていたパナソニックに関する知識は、大きな全体の中のごく一部であったと気づかされたのです。もちろんAVC機器や家電機器のスペックに関してはそれなりに知っているつもりでしたが、それら製品がどのような理念やビジョンに基づいて開発されているのかを、「eco ideas」のパートで理解することができました。家電製品は電気を利用する限りCO2の排出をゼロにすることはできないわけですが、パナソニックでは可能な限り環境に負荷をかけない工夫が製品に取り入れられていて、それは全ての製品が、エコという大きな風呂敷の中に包まれているようなイメージを抱きました。中には「理念やビジョンを知らなくても製品は買えるし、使うこともできる」と言う方もいるでしょう。しかし、世の中に溢れる製品の中から、ある一つを手にする行為は、その製品のバックグラウンドにある考え方に賛同する、一票を入れる行為と同じです。なぜなら製品はなんとなく生まれる物ではなく、生活を豊かにするとか便利にするといった目的があるからこそ生まれてきているはずだからです。「Corporate Message」は新製品やサービスの理解を深めると共に、社会や環境といったことまで考えさせる奥の深いプレゼンテーションです。
| また、メインステージでは「Corporate Message」のプレゼンテーション以外にも、各製品をピックアップしたプレゼンテーションが順次行われています。ドイツ語、英語でプレゼンされるので、いずれかわかる言語で参加することができます。 |
eco ideasのコーナーではパナソニックの優れた環境技術を知ってもらうために、分かりやすい説明映像と実験装置が用意されています。例えば、これまでの洗濯機とドラムをななめにした洗濯機では水の使用量にどの位の差があるのか、冷蔵庫用の真空断熱材がどれくらい熱を遮断するのか、来場者が自分で実験装置を触って確かめることができます。それはまるで体験型の「なんとか科学館」みたいですよ。
さらに環境への取り組みとして、地球温暖化の影響を受け激変している北極圏を調査する観測隊、カトリンプロジェクトへの支援の様子が展示されています。カトリンプロジェクトに関しては、メインステージでも観測隊が登場するプレゼンテーションが行われているので、後日詳しくご紹介しますね。
メインステージ以外で賑やかなダンスミュージックやナレーションが聴こえてくるのはLUMIXとハイビジョンムービーが展示されているコーナーです。試し撮りができるシューティングコーナーで、ダンサーによるクールなダンスが披露されています。激しい動きをするダンサーを被写体に、撮影が楽しめるというわけなんですね。また、つい先日発表されたばかりのLUMIX GF1は、手にとって試し撮りができる実機が10台以上用意されていていますが、それでも多いときには順番待ちの状態です。
「CONNECTIVITY」として紹介されているのが、VIERA Link、VIERA CAST、WirelessHD(TM)、DLNAなど、AVC機器をつなげるネットワークソリューション技術です。VIERA LinkはHDMIで接続した製品同士を、リモコンひとつで操作できる便利さが注目を集めています。VIERA CASTは日本の「アクトビラ」に似たサービスで、EUROSPORTやYouTubeなどのコンテンツをインターネット接続によりVIERAで視聴できるサービスで、実際にメニュー画面を操作して体験することができましたよ。さらに近い将来の技術として、リビングにあるブルーレイレコーダーに録画したコンテンツを、寝室や勉強部屋からでも見ることができる「マルチルームシェアリング」もプレゼンテーションされていました。
ブルーレイプレーヤーのコーナーでは、フルHDのブルーレイ映画ソフトのデモ映像でその美しい映像を訴求しています。そして、豪華なサラウンドセットやオールインワン、ワイヤレス、省スペースなど様々なタイプのホームシアターのセッティングも用意されています。これだけのシアターラインナップをもっているのは、パナソニックならでは、とのこと。
パナソニックブースの一角で青い光を放っているのが、ブルーレイレコーダーのコーナー。昨日のプレスカンファレンスで、来年の早い段階でドイツ国内向けに発売されることが発表されたブルーレイレコーダーは注目の的。まもなくドイツで始まる本格的なHD放送に向けて、チェックされている来場者の方も多いのでは?
パナソニックブースの中でも、最も広い面積を占めるのがVIERAコーナー。VIERAウォールと呼ばれる壁一面には、PDPからLCDまで大小のVIERAがフルラインナップで展示されていて、その景色は壮観。カタログを手にVIERA担当者から熱心に説明を受けている方もいて、やはりVIERAの人気はヨーロッパでも高いようです。
昨日のプレスカンファレンスでも大々的に紹介されていたFULL HD 3Dの映像を、実際に体験することができるFULL HD 3D プラズマシアターです。シアターではサーキットを疾走するF1マシン、北京オリンピックの開会式や競技とバンクーバーでのアルペンスキーシーン、そして映画「AVATAR」の予告編がフルHDの3D映像で上映されていて、オープン直後から最新の3D映像を一目見ようと、長蛇の列ができています。シアター前には「AVATAR」の撮影で実際に使用されたロボットも展示されていて、ちょっとした撮影スポットになっています。
開催初日の今日は、パナソニックブースの各エリアを写真で簡単にご紹介しましょう。詳細なレポートは後日お届けしますので、まずはブースの全体像をお伝えしますね。
まずはメインステージ。ここでは様々なプレゼンテーションが順に行われ、ブースの顔として来場者を迎えてくれます。パナソニックが提供する革新的な技術と製品や企業としてのビジョンやメッセージが紹介されるメインショー「Corporate Message」は、男女二人のMCによるテンポの良い会話の掛け合いで進行し、ステージ上に設置された4台の103v型プラズマディスプレイにダイナミックな映像が次々と映し出されていきます。来場者の方々もショーに釘付けになっていますよ。
今朝、IFA会場に到着しブースに向かって歩いていると、一人の女性が大きめの冊子を手渡してくれました。それは会場で毎日発行されるIFAの公式情報誌で、会期中に発信される様々な情報やニュースが掲載されています。
冊子を開いてみると、初日の今日は、「3D COMES ALIVE」という3D映像に関する特集が組まれており、その記事の中でパナソニックのFULL HD 3Dが大きく取り上げられていました!
ブース内のFULL HD 3D プラズマシアターには、すでに多くの人が訪れて長い列ができている様子。さらに話題が話題を呼んで、盛り上がりそうな予感です。
| 記事はパナソニックの蓄積デバイス事業戦略室室長の小塚雅之氏へのインタビュー形式で、パナソニックが3Dに取り組む経緯やその戦略、映画「AVATAR」との関係などが語られています。 |
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2009年9月4日午前10時、6日間にわたるIFA 2009がいよいよ開幕しました。昨日は小雨が降ることもあったので天気が心配でしたが、今日は朝から快晴に恵まれました。開幕直後にも関わらず、パナソニックブースには来場者が続々とやって来ていますよ。私も少々興奮気味ですが、早速パナソニックブースの各コーナーを取材してきます。その様子は随時ブログにアップしてきますので、もうしばらくお待ち下さい!
IFA 2009開幕まで24時間を切ったパナソニックブースでは、入念な準備が進んでいます。会期中、様々なプレゼンテーションが行われるメインステージでは、出演者とスタッフによるリハーサルが繰り返し行われています。BGMとMCが登場して話し始めるタイミングの確認や、天井から吊されたプラズマディスプレイの位置あわせが行われています。また、背景の巨大なスクリーンには水平・垂直をチェックするためのパターンが表示され画面表示の微調整も行われています。来場者の方々に最高のショーを見てもらうため、飽くなき努力が続いています。
デジタルカメラのブースでは、ちょっと日本の展示会では見ることができないユニークな展示の準備が進んでいます。詳細はまだお伝えすることができませんが、ここでもスタッフが展示物の微妙な調整を入念に行っていましたよ。
そのデジタルカメラのブース近くの壁面では、午前中のプレスカンファレンスでも登場したLUMIX Gシリーズのニューモデル GF1の大きなポスターも貼られてしました。ぜひとも実機を触ってみて、詳細なレポートをお届けしたいと思います。
プレスカンファレンス直前に準備中のブース内をウロウロしていると、ステージ前でジョン・ランドー氏と遭遇。お願いしてブログ用の写真を1枚、撮らせていただきました。こんな大物プロデューサーと間近で会えるなんて、ブログライターを引き受けて良かったです(笑)
他にもお伝えしたいことはたくさんあるのですが今日はまだ準備の段階なので、楽しみは先に取っておきましょう。明日からのIFA取材、楽しみにお付き合いください。
開幕前日の今日、パナソニックブースはもちろん、メッセ・ベルリン全体が慌ただしい空気に包まれています。ホール周辺は出展機材の搬入のため巨大なトレーラーが行き交い、スタッフも忙しそうに作業しています。その展示ホールですが、メッセ・ベルリンにはInternational CES や CEATEC JAPAN には見られない特徴があります。というのも、これらを初めとする大規模な展示会の会場では大きなホールを出展する複数のブースで区切って出展しますが、メッセ・ベルリンは元々大小のホールが複数あって、出展する側が希望にあったサイズのホールを選んで出展するようになっています。そのため大小のサイズの差はあれ、ホールを貸し切ることができるのでパナソニックが出展しているホールは、パナソニックだけでトータルな演出が可能になります。このことにより隣のブースのステージの音などに邪魔されることなく、展示内容やステージのイベントをジックリ見ることができるのです。
| メッセ・ベルリンには、このような大小のホールが30ほどあります。ちなみにこの写真はパナソニックが出展している5ホール。地上に見えるこのフロアは実は2階部分にあたり、1階にはまた別の企業が出展しています。パナソニックブースの位置を示す「5.2」という表示は、5ホールの2階部分、ということを意味しているんですね。 |
| このホールの中にはパナソニックだけ、ということで、壁を利用してこのような横長の大きなビジュアルも展開できるんですね。「Revolution」というのは、今回のパナソニックブースの重要なキーワードのようです。 |
IFA 2009開催前日の今日、午前10時からパナソニックブース内のメインステージで行われたプレスカンファレンスに行ってきました。
カンファレンスの冒頭、パナソニック・ヨーロッパCEOのローラン・アバディ氏が登場し、ヨーロッパにおけるパナソニックの販売状況と戦略についての説明がありました。プラズマディスプレイ市場の43%をパナソニック製品が占め、シェアNo.1を獲得。コンパクトデジタルカメラ市場においてもパナソニック製品が21.1%を占め、シェアNo.1を獲得したことが伝えられました。さらにドイツにおいては、ハイビジョンビデオカメラ市場でパナソニック製品が36.8%、同様にDVDレコーダーもドイツ、欧州でシェアNo.1を獲得する好調ぶりが伝えられました(いずれも2009年7月現在)。さらにNeoPDPと液晶パネル(IPSα)の拡充により、薄型テレビの市場が前年2008年と比較して今年は約1.5倍に拡大する見通しであることが伝えられました。
| プラズマディスプレイ、コンパクトデジタルカメラなどパナソニック製品の好調ぶりを紹介。 |
ここで昨年秋からの経済低迷の状況を、日本語の「Kiki(危機)」という言葉を用いて説明。しかし、パナソニックはこの危機を新しいアイディア、新しい価値を創造するリーダーとして乗り切ることを宣言しました。その一つとして今後の市場拡大が見込まれる、エネルギー分野に関する説明があり、「省エネルギー」「創エネルギー」「蓄エネルギー」を組み合わせた、パナソニックのエナジーソリューションが紹介されました。
そして今後のAVエンターテインメント分野での新たな取り組みとして、FULL HD 3Dを紹介。「From Hollywood to the Home」というコンセプトのもと、映画制作の現場からホームエンターテインメントまでFULL HD 3Dを展開していくと紹介しました。具体的には、映画撮影用の3Dカメラから始まり、ブルーレイディスク、専用ブルーレイディスクプレーヤー、HDMI、3D視聴に必要なアクティブシャッターメガネ、プラズマテレビまでトータルにラインナップすることで「end to end」、つまり入口となる撮影から、出口となる映像を表示させるまでを高品質なFULL HD 3Dで提供できると述べました。
ここで AVC社映像・ディスプレイデバイス事業グループの宮田氏にバトンタッチ、パナソニックが2008年1月のInternational CESで発信した「Digital Hearth」という言葉を掲げました。「Hearth」というのは「いろり」の意味で、古来いろりや暖炉の火がそうだったように、パナソニックが提供するVIERAをはじめとするデジタル製品のまわりに家族が集まり、リビングに団欒の時間を取り戻したい、というパナソニックのビジョンを表しています。続いて、白黒からカラー、HD、FULL HDと進化してきたテレビの変遷を示し、新たな歴史のステップとしていよいよFULL HD 3Dの時代がやってくる、と述べました。そしてFULL HD 3Dにおいてパナソニックが提供できる4つの価値と強みを順に紹介。1つ目はプラズマディスプレイによってリアルな3D映像が実現できること。2つ目は映画制作の現場からホームエンターテインメントまで、トータルなアプローチが提供できること。3つ目はパナソニックが提供するFULL HD 3Dの技術が3Dの規格化に貢献すること。4つ目はハリウッドとのコラボレーションによって、クオリティの高い3Dコンテンツが制作できること。これらの強みを生かして3D事業を強化し、「Step into the 3D World」のコンセプトのもと、新しいエキサイティングなテレビの映像体験を生み出していく、と宣言しました。
続いてAVC社ネットワーク事業グループの吉田氏が壇上に上がり、パナソニックが提供するFULL HD 3Dの技術を紹介。また未来の「Digital Hearth」は3Dの元に形成されるだろうと述べました。そして「Digital Hearth」の新しい仲間として、ブルーレイレコーダー「DIGA」と、LUMIX Gシリーズを紹介しました。まず、ブルーレイレコーダー「DIGA」は来年の早い段階でドイツ国内向けに500GBと250GB の2モデルを投入することを発表。またLUMIX Gシリーズの新製品として、コンパクトなデジタル一眼GF1を紹介しました。特にGF1は発表直後と言うこともあって、集まった報道陣の注目度も高いようでした。
そしてプレスカンファレンスの最後に登場したのは、今回のプレスカンファレンスのスペシャルゲスト、ジョン・ランドー氏。ランドー氏は映画監督ジェームズ・キャメロンが制作した「タイタニック」のプロデューサーで、キャメロン監督の次回作「AVATAR」のプロデューサーを務めています。パナソニックはこの本格的な3D映画「AVATAR」における唯一のオーディオビジュアルパートナーとして、最新の技術製品で支援協力していることから、今日の登場となったようです。ランドー氏は撮影スタジオへパナソニックのプラズマディスプレイを持ち込んだことで、撮影後すぐにその場で高いクオリティで画質のチェックができたことや、映画「AVATAR」が訴える環境メッセージがパナソニックの「ideas for life」と一致することなどを紹介しました。そして今後、3Dはハリウッド映画のスタンダードとなり、数多くの3D作品が制作されるだろうと語りました。
最後に、カンファレンスに登場したアバディ氏、宮田氏、吉田氏が再び登場し、ランドー氏と共に3Dシアター用のアクティブシャッターメガネをかけて記念撮影。4人は笑顔で撮影に応じていました。
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。 | アクティブシャッターメガネをかける4人は、まるで「メン・イン・ブラック」?「これが今年のIFAの最新ファッションです」という司会の女性の言葉に、会場からは笑いと温かな拍手が送られました。 |
↑画像をクリックすると動画を再生。写真の拡大はこちら。
おはようございます!ベルリン、第一日目の朝です。昨日のフライトの影響か時差ボケがあるのでしょうか、朝方5時くらいに目が覚めてしまい、それからは寝ることができず夜が明けたのでした。少し眠気も感じつつ、IFA開催は明日からですがブログ取材は今日からスタートします。
さて、今日は午前中に行われるプレスカンファレンスの取材と、パナソニックブース設営の様子を偵察に会場のメッセ・ベルリンへやってきました。滞在中のホテルからタクシーでベルリン市内を横断。途中、運良く戦勝記念塔やカイザー・ヴィルヘルム記念教会の前を通ることができました。そして事前の予習通り、街角のいたるところでクマのオブジェを見つけることができました。それ以外にも芸術家が制作したと思われるアートなオブジェも街中にさりげなく設置されていて、時間があればゆっくりそれらを回ってみたいと思いました。
朝のベルリン市街を抜けてタクシーに乗ること、約20分。IFA 2009会場のメッセ・ベルリンに到着。巨大な半円形の建物が特徴のサウスゲート入り口には、大きなIFAの文字とポスターが掲げられていました。ペイントが施されたモデルの表情は、まるでお祭りかカーニバルのポスターのようで、業界関係者が訪れる他の展示会と違い、一般の人たちも訪れるIFAの特徴が感じられるデザインですね。また、手前に見える「IFA」文字のオブジェ、写真の印象よりも実際には大きくて、身長165cmの私が「F」の下にたっても頭が下の棒に全然届かないくらいのサイズなんですよ。
日本を発って約12時間のフライト。日本からドイツのフランクフルト空港を経由して、ベルリン・テーゲル空港に到着。そして今、滞在先のホテルでこの原稿を書いています。長時間の飛行機は、さすがに疲れました。飛行機を降りた直後は身体の節々に痛みを感じていました。ですが、機内では時々席を立って背伸びやふくらはぎを伸ばすストレッチをしていたので、今では痛みもほとんどありません。ずっと座ったままなので、あまりお腹も空かないだろうと思っていたのですが、二度の機内食とその間のオヤツも完食してしまいました(笑)。
テーゲル空港に降り立ったところ、ロビーのあちらこちらにIFA 2009のポスターが貼られていました。そのIFAのポスターを撮影する外国の方もいたので、私と同じようにIFA参加のためにドイツ以外からやってきた人も多いようです。IFAはドイツや欧州内はもちろん、世界各地から来場者が訪れる世界的な展示会なんだなぁ〜とあらためて実感しつつ、タクシー乗り場へ向かったところ、見つけました!パナソニックのFULL HD 3Dと映画「アバター」の共同プロモーションポスターです。前回のエントリーでパナソニックと20世紀フォックス映画が共同で、映画「アバター」のプロモーションを行うとお伝えしましたが、早速IFA 2009でも何らかのお披露目があるようです。これはかなり楽しみです。
そして私が長時間のフライトをしている間に、パナソニックからデジタルカメラLUMIX Gシリーズの新製品、GF1が発表されていましたね。リアルタイムに情報をキャッチできなかったhiroyukiは少し悔しいですが、早速GF1のサイトをチェックしました。すると、GF1は外観がコンパクトデジカメなのに、マイクロフォーサーズシステムを採用するレンズ交換が可能なデジタル一眼なんですね。こんなコンパクトなデジカメ一眼を待っていた方も多いんじゃないでしょうか?実は私も待ち望んでいた一人なんですよ(笑)。このタイミングで発表ということは、おそらくIFA 2009でもGF1は展示されるでしょうし、実機に触れることができるのではないでしょうか。IFAの楽しみが1つ増えました!
なお、このエントリーより、上の時間表示は現地時間に切り替えさせていただきます。
いよいよIFA 2009取材の、ベルリン行きが明日に迫りました。旅の準備も何とか終えてホッとしているところです。インターネットでベルリンの天気予報を調べたところ、明日から2〜3日は、あいにく崩れてしまうみたいですが、IFA 2009の開幕までには持ち直して欲しいものです。
IFA 2009の開催期間は6日間と、他の一般的な展示会に比べると長めの日数です。そのため取材にはスタミナが必要となりそうですが、その間パナソニックの最新機器に囲まれて過ごすことができるとなると、家電好きのhiroyukiにとっては至福の時間となりそうです。最新のVIERAやDIGA、LUMIXなど楽しみな製品が私を待ってくれているはずです。
楽しみといえば、今年初めの2009 International CESでも話題になった、FULL HD 3Dもそのひとつ。私hiroyukiは、FULL HD 3Dをまだ見たことがないので、どんな映像体験が待っているのかとても気になります。FULL HD 3Dのスペシャルサイトには、年末に全世界同時公開予定の3D映画「アバター」のプロモーションを、パナソニックと20世紀フォックス映画が共同で行うとのリリースや記事がありました。映画製作面でも「パナソニックは唯一のオーディオビジュアルパートナーとして最新の技術製品で支援協力している」とのことなので、IFA 2009にも何らかの情報が出てくるのではないかと期待が高まります。スペシャルサイトではFULL HD 3Dの仕組みを説明するムービーや体験者のブログ、Twitterもあるので予習はバッチリです。
そんな楽しみがありつつ初の展示会レポートということで、少し不安も入り交じっているhiroyukiですが、IFA会場から新鮮な情報をお届けできるよう頑張りますので、よろしくお願いします。では、行ってきます!
IFA 2009の開催まで1週間。私hiroyukiも少しずつ旅の準備を進めています。海外は前回のイタリア旅行が初めてで、今回のベルリン行きが2回目。この間には8年のブランクがあるので、今回は初めての時とほとんど変わらないほどの準備をしています。というのも以前に持っていたスーツケースは数年前、知人に貸した際に破損したので処分。旅行グッズもほとんどが行方不明で、新しく揃えなければなりません。
今回のIFA取材では往復の飛行機を除いても、現地のホテルで8泊の予定です。普段、旅行や出張でも、同じ場所で8泊する機会は滅多にありませんよね。ベルリンの気候や服装が判らなければスーツケースのサイズも決まらず、食事や移動に関しても判らないことがたくさんあります。インターネットでもいろいろと調べることができますが、これは先人に学ぶべし!と過去にIFA取材の経験があるminoさんに連絡を取り、アドバイスを頂きました。
minoさん情報によると、IFA開催時期のベルリンは気温が日本よりも低く、過ごしやすいとのこと。日によっては少し肌寒く感じることもあるようなので、日本と同じように考えていると体調を崩す可能性もあるということでした。食事に関してはIFA 2008のレポートにもあるように、会場内にはレストランがたくさんあるので困ることはないようです。ただ、滞在中は外食が多くなってしまうので、百貨店やスーパーが近くにあると節約に便利ということでした。その他、細々したことにもアドバイスを頂いて、私の不安はかなり解消することができました。minoさん、ありがとうございました!
実は準備する中で、一番大変だったのがパスポート。ずっと8年間使う機会がなかったので何処に片付けたのか判らず、家中を大捜索。これはもしかして再申請か…、と諦めかけていたところ、洗濯用品を入れている引き出しで発見!以前は旅行グッズを収納していた引き出しが、8年の歳月と共に洗濯用品を入れる場所に変化し、パスポートは布団バサミの下敷きになっていたのでした(笑)。有効期限を10年で取得していたのは、なにより。既にインターネットで再申請の方法を調べ始めていたところだったので、ホッとしながらもドッと疲れました。
飛行機で耳栓やアイマスクは必要かな?やっぱり梅干しはあった方が?と、出発の前日まで旅の支度はまだまだ続きそうですが、準備万端整えてIFA 2009の現地から最新情報をレポートしますので、楽しみにお待ち下さい。
さて、IFA 2009の取材のお話しを頂いたものの、開催国がドイツと聞いて私が思い浮かべたのは、ビール、ウィンナー、ベッケンバウアー(旧西ドイツ サッカー代表)くらいで、ベルリンとIFAについて知らないことばかり。そこで、今回の取材を機に、ベルリン、IFAについて調べてみることにしました。目的地のことを事前に調べておくと、旅が数倍楽しくなるって言いますからね。おそらく私よりもずっと詳しい方もいらっしゃると思いますが、お付き合い下さい。
まず、日本からドイツまでの距離は約9千km。といってもピンと来ませんが、直行便のフライトで約12時間かかります。約半日も飛行機の中と考えると、どう時間を過ごすべきか悩んでしまいますね。そして、日本との時差は7時間。日本の方が進んでいるので、日本時間から7時間引くとドイツ時間になります。ですが、このブログではIFA 2009の情報を現地からリアルタイムでお届けする予定なので、時差はあまり関係ないかもしれませんね。
ドイツの首都であるベルリンは1990年の東西ドイツ統合以降、分断されていた旧東ドイツ側を中心に再開発が進み、特にポツダム広場は近代的なビルが立ち並んでいるそうです。それら近代的な建造物と、ブランデンブルク門やベルリン大聖堂など歴史的な建物が街のあちこちにあるのが特長で、観光としても見どころの多い街だそうです。また、ベルリンの壁崩壊直後には世界中から芸術家が集まって壁画を描いたらしく、その一部は今でも残されているそうです。
ベルリンについて調べていると、クマの情報に行き当たりました。ベルリン市の紋章がクマをモチーフにしたものであることや、クマのロゴを付けたビールがあるなどベルリンのあちこちでクマを目にする機会があるようです。ベルリンとクマの関係は諸説いろいろありますが、元々ベルリンは森に囲まれた商人の街で、街を守るシンボルとして森で強い力を持つ生き物のクマが選ばれたとの説もあります。言ってみればベルリンのクマは、「ゆるキャラ」ならぬ「強(つよ)キャラ」なのですね。そういえば、ベルリン国際映画祭の最優秀賞は「Golden Bear(金熊賞)」ですし、このブログでもIFA 2007のminoさんのレポートで、会場前に設置されたクマのオブジェの話題が取り上げられていることからも、関係の深さが感じられます。
そしてIFA 2009は、ベルリン市中心部にある国際見本市会場メッセベルリンで、毎年開催される世界最大級のコンシューマー・エレクトロニクス・ショーです。IFAの日本語サイトでは「ベルリン国際コンシューマー・エレクトロニクス展」となっていて、「コンシューマー(consumer)」というのは「消費者」の意味ですが、プロや業界向けでなく一般の私達を指しています。つまりIFAは、テレビやレコーダー、デジタルカメラなど身近な製品で、現在もしくは近い将来に私たちが手にすることができる家電機器の展示会です。
会場敷地内では野外コンサートや花火などのイベントも開催され、家族連れなど一般の方も来場するところがIFAの特長のひとつ。また会場であるメッセ・ベルリンが、市内中心部から電車で約10分程度とアクセスが良いのも大きなポイント。他の大きな展示会の場合、湾岸や街の郊外など人里離れた場所で開催されることが多いですからね。
そして、欧州各地からディーラーも大勢訪れるため、商談の場としても非常に重要な展示会です。このブログの過去のIFA記事からもその盛況ぶりが伝わってきますが、前回IFA 2008の出展企業が63ヵ国から1,245社、来場者数は126ヵ国から約21万5,000人(IFA公式サイトより)とその規模は文字通り世界最大級です。昨年秋以降の景気低迷の影響も気になりますが、世界最大級ということは世界に向けて発信される展示会ということでもあり、最先端技術が紹介されるのは間違いありません。今年のIFA 2009でパナソニックからどんな技術が、どんな製品が飛び出すのかとても楽しみです。
ドイツのベルリンで開催されるIFA 2009の開幕まで、1ヶ月を切りました。そして、IFA 2009がこの展示会ブログでのライターデビューとなるHiroyukiです、はじめまして! 展示会ブログでは新入りの私ですが、IFAの新鮮な情報を新入りならではの新鮮な目線でお届けしたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、IFAは毎年秋にベルリンで行われる展示会で、世界最大級の規模を誇るコンシュマー・エレクトロニクス・ショーです。今年は9月4日(金)から9日(水)にかけて開催されます。欧州各地から業界関係者をはじめ各種メディア、一般の方も来場するIFAは、パナソニックにとって欧州市場へ情報発信を行う重要な展示会です。当ブログでは、会期中の現地からのレポートはもちろんのこと、開催までの事前情報もお伝えしていきます。
実は今回のIFAで、海外へ行くのが2回目となる私。しかも前回はイタリア観光の団体ツアーでの参加。その時は完全なオノボリさんでよかったのですが、今回はそういうわけにはいきません。IFA会場から出展製品や会場の情報をリアルタイムにお伝えしなければならず、すでに少し緊張気味です。しかし、そこは根っからの家電大好き、新しい物好きな私の性分を活かし、会場で見つけた新製品や新技術を、鋭い目線でチェックしていこうと思います。ドイツでの開催ということもあり、ブースやショーの演出など日本とどんな違いがあるのかも楽しみです。みなさんにも楽しんで頂けるレポートをお届けしますので、どうぞお付き合い下さい。
- IFA 2009(ベルリン国際コンシューマー・エレクトロニクス展)
- 展示会会期:2009年9月4日(金)~9月9日(水)
会場:メッセ・ベルリン見本市会場(ドイツ・ベルリン)
主催者:gfu(民生通信エレクトロニクス協会)とMesse Berlin GmbH(メッセベルリン社)
公式サイト: http://www.phileweb.com/ifa/(日本語) http://www.ifa-berlin.com/(英語)



