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東北地方太平洋沖地震により、被災された方々には心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈りするばかりです。地震発生以降、ブログ更新を中断していましたが、既に取材済みであった内容をまとめ、エントリーを追加しました。
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西1ホールで開催されている「ライティング・フェア2011」のパナソニックブースです。こちらは注目の新製品が目白押しです。
まずは「EVERLEDS」の新しい店舗・施設用LEDダウンライトと、住宅用LEDダウンライト。これまでのLED照明器具では、LEDを複数配置したものがほとんどで、発光部が複数あることで光にムラがあり、影が何重にもなっていました。これを集積型LEDで発光部をひとつにまとめたのが、新しいLEDダウンライトの「ワンコア(ひと粒)タイプ」です。hiroyukiはこれまで、LED照明器具で何重もの影ができたとしても、「LED照明ならそういうもの」と思い込んでいました。でも、ワンコアタイプのLEDダウンライトの影を見ると、これまでがいかに不自然であったことに気付かされ、ワンコアタイプが光の質にこだわった製品であることがわかります。例えばオブジェのような立体の美術品を鑑賞する場合、作品の影が何重にもなっていると観賞に集中できず、作品本来がもつ美しさも損なってしまいます。そういう意味では、自然な影ができるワンコアタイプは、その存在を気がつかせない、自らを主張しない名脇役なのですね。また、業界最高水準の固有エネルギー効率86lm/Wと、40,000時間の長寿命を実現しているのも注目ポイントです。
| 左が集光タイプ、右が拡散タイプのワンコアタイプLEDユニット。とてもスリムなのでダウンライト以外に、ペンダントライトやシーリングライト、スポットライトなど幅広い用途に利用することができます。LEDユニットはプラグにより手軽に交換できる設計になっているので、万が一の場合も器具ごと取り替える必要がありません。 |
続いては配光角(光を照らす範囲)約300度の、全方向に明るいLED 電球です。これまでLED 電球は配光角が白熱電球に比べて狭く、玄関やトイレなど電球の真下を照らすのには適していますが、周囲全体を照らすには、従来の白熱電球に及びませんでした。そこをランプの中に、二重構造の反射板(ダブルリフレクター方式)を持たせ、光の跳ね返りを何重にもすることで、白熱電球に劣らない光の広がりを実現しています。
| 配光角約120度の従来製品との比較。従来製品ではLED電球の真上が一番明るく、ボックスの明るさにムラがあるのがわかります。全方向に明るいLED 電球は光の偏りがなく、ボックスの隅々まで光が行き渡っていますね。 |
そして、こちらは直管形LEDランプ搭載ベースライト。遠目には普通の蛍光灯に見えますが、ガラス管にLEDランプが並べられているんですね。そのLEDランプ同士の間隔も短いので粒々感が少なく、反射効率のよいセラミック製の基板によって、従来の蛍光灯と同じようにほとんど一本の光になっています。また、両端は蛍光灯とは異なる新開発された新口金システムで、ランプの誤挿入を防止し、さらに挿入後に回転する機構で落下を未然に防ぐことができます。これは(社)日本電球工業会により定められた直管型LED器具の安全性・照明環境維持を図る性能規格(JEL規格)に準拠しています。
| こちらは配光、色味、明るさを変えることができるLEDシーリングライトのコーナー。普段使いや勉強、くつろぎ、シアターなど、これ1台で用途に応じた明かりを演出することができるんですね。エコナビの搭載で、部屋の明るさを自動感知して調光・消灯もしてくれるんですよ。 |
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東北地方太平洋沖地震により、被災された方々には心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈りするばかりです。地震発生以降、ブログ更新を中断していましたが、既に取材済みであった内容をまとめ、エントリーを追加しました。
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こちらはカフェチェーンをイメージした「tsunagaru cafe」。残念ながら実際にコーヒーを飲むことはできませんが、今回のパナソニックの出展テーマ「“もっと”つながる・ひろがる」のもと、パナソニックのリテールソリューションを実感できる、近未来のカフェとなっています。
例えばこちら、ネットワークカメラと連動しているPOSワークステーション「JS-925WS」。店内に設置されたカメラからのライブ映像を、この画面上でモニタリングできるほか、デジタルサイネージのコンテンツを手動でタイムリーに制御することも可能です。さらに驚いたのは、POSのジャーナル履歴と、蓄積されている監視カメラ映像が連動していること。もう少し具体的にいうと、お客さんから「釣り銭に間違いがあった」と問い合わせがあった場合に、レシート番号から過去のジャーナルを参照して、その時のレジでのやり取りを過去の映像からすぐに呼び出すことができるのです。「i-PRO SmartHD」のHDカメラなら手元までクッキリ撮影されているので、受け渡しの状況を細かく確認することができます。
そしてこちらは店舗のエネルギー使用量を、グラフィカルに表示する「エコ見える化システム」のコーナー。電力消費のグラフ表示は過去の推移と見比べたり、ネットワークでチェーン店舗間の比較も行えます。店舗は広さや設備に違いがあるので単純な比較はできませんが、固定費を抑えるための意識を共有するのにも役立つでしょう。また、エコへの取り組みをデジタルサイネージで、来店者へ訴求することも可能です。ところで、コンビニのオーナーさんはお店のエネルギー使用量を、どの程度気にしているのか伺ったところ、逆にあまり意識していない方が多いとのこと。でもそれをこのように見える化することで、気づきの役割もこのシステムの1つだということでした。
| このコーナーの屋根には太陽光発電パネルが設置されていました。実際には店舗の屋根に設置し、太陽光発電により電力固定費を抑えつつ、もちろん、二酸化炭素の抑制にも役立つわけです。太陽光発電パネルの発電量も見える化できるそうですよ。 |
| 埼玉県桶川市にある、コンビニのエコ実験店舗も紹介されています。ここはパナソニックブースで紹介されているリテールソリューションのほかに蓄電システム、LED照明、エアコン、さらには電気自動車のための充電スタンドも備えた、まさに「店舗まるごと」を実証するための実験店舗です。 |
3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震により、被災された方々には謹んでお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を深くお祈り申し上げます。
【お知らせ】
hiroyukiが参加しておりました「SECURITY SHOW 2011/リテールテックJAPAN 2011」も地震の影響を受け、発生直後の午後3時過ぎ、主催者から中止が決定されました。そのためhiroyukiも取材を中止し、ブログ更新も中断させていただきました。ではありますが、地震の発生が展示会最終日の午後ということもあり、主な取材は終了しておりました。そこで、取材が終っているものについては、継続してエントリーを追加していくこととなりました。いつものような現場からの、タイムリーな更新とはなりませんが、開催時の雰囲気をお届けできればと進めて参りますので、宜しければお付き合いください。
パナソニックブースの一角に、パナソニック製品やパン屋さんなどの電子ポスターが入れ替わり映し出されている、デジタルサイネージ「NMstage」のコーナーがあります。最近では駅の構内やショッピングモール、病院でも、このようなディスプレイを見かけることが増えてきましたね。「デジタルサイネージソリューション」コーナーでは、さらに一歩進んだデジタルサイネージの提案がされています。
ここでご紹介したいのがコンテンツの再生や管理をつかさどる、デジタルサイネージ再生装置NMコントローラ「AF-NMCT31R」です。これまでデジタルサイネージの再生には市販のパソコンに、ソフトウェアをインストールして利用するケースがほとんどでしたが、他のソフトウェアとの互換性など安定の面で少なからずの不安もありました。それに対しデジタルサイネージ専用機である「AF-NMCT31R」は、OS領域を書き込み禁止にするなどトラブルの発生を最小限に抑え、安定した運用・表示が可能となっています。本体サイズはコンパクトなB5サイズで、見た目にはアンテナが付いた小さな箱といった感じ。ディスプレイとはD-SUBケーブル1本で接続できます。ブースではコンパクトさを活かして、20型程度のディスプレイの背面にアダプターを使って「AF-NMCT31R」が取り付けられていました。通信インターフェイスは有線LANと無線LAN(IEEE802.11 b/g準拠)を内蔵しているので、電源の確保とWi-Fiエリアであれば設置場所を選びません。例えば昼間は店頭で外へ向けて来店誘導に使い、夜はレジのそばに置いてオススメ商品を流す、というような時間や用途に応じて自由に設置場所を変えることもできるわけです。
「AF-NMCT31R」の運用方法には2種類あります。1つ目は「スタンドアローン機能」を利用する方法。「AF-NMCT31R」はMPEG1/MPEG2/WMV形式の動画、BMP/JPEG形式の静止画、FlashアニメーションやPowerPointのスライドショーなど多彩な再生に対応します。これらファイルをUSBメモリ経由で本体に登録するのが「スタンドアローン機能」です。コンテンツの移動にUSBメモリを使うので、1台から数台程度の運用に向いています。
2つ目はネットワークを利用したクラウド型の運用。こちらは「AF-NMCT31R」をネットワークに接続して、コンテンツの登録や各種操作をネットワーク経由で行います。こちらは最大3,000台まで拡張可能で、全国のチェーン店舗へコンテンツ配信するような大規模運用が可能です。この場合はコンテンツを蓄積しているクラウドサーバーから、各店舗側が自分のお店の状況に応じたコンテンツを自在に入手することができます。その際、ブラウザ対応のコントロール画面からコンテンツのサムネールをドラッグ&ドロップで、手軽にコンテンツを登録することができます。
| こちらは「i-PRO SmartHD」の年齢・性別判定機能とデジタルサイネージを連動させたデモンストレーション。入店の際に来店者の年齢と性別を判定して、その人に応じた電子ポスターを表示します。「あ、そういえばコーヒー豆を切らしてたな~」と、つい買ってしまうかもしれませんね。 |
ここからは「SECURITY SHOW」パナソニックブースのすぐ近く、「リテールテックJAPAN」のパナソニックブースのご紹介です。
「リテールテックJAPAN」のパナソニックブースで常に人だかりができているのが、業務用モバイル端末「BizPad」のコーナーです。これは、OSにWindows CEを搭載するモバイル端末で、いま流行のタブレット端末を業務用に特化したものといえばわかりやすいでしょう。ですが、この「業務用に特化」というのがハンパではありません。
まず、屋外でも高い視認性を確保できる半透過型の6.5型タッチパネル付液晶画面を搭載し、タッチ操作は付属のタッチペンのほか、指先でも行えます。しかも手袋をしていてもタッチパネルが使える感圧式を採用。バッテリー寿命は、8時間の長時間駆動。本体重量は約600gで、片手で持ちやすいよう背面にベルトが付いています。hiroyukiも手に持って腕を振ってみましたが、ちょっとやそっとじゃ落としそうにありません。しかも、万が一の落下にも耐えることができる、1mの耐落下性能を確保しています。耐塵・防沫性能は、IP54準拠で、これは機器の正常な動作と安全性を損なう量の塵埃が侵入することがなく、水をあらゆる方向から噴霧されても保護されているという意味を表しています。このあたりの頑丈性能は、Let'snoteやTOUGHBOOKに通じるものがありますね。そして標準でUSB2.0、無線LAN(IEEE802.11b/g)、Bluetooth、赤外線インターフェイスを備えています。「BizPad」の利用が想定される業務としては、電力・ガスなどの保守、製造、物流、医療など管理業務など非常に多くの現場での利用が考えられます。そのため様々な環境で利用されることを前提に、設計されているのが良くわかりますね。
「BizPad」の優れたところは高いカスタマイズ性で、デジタルカメラや3G通信モジュール(FOMA)追加のほか、店頭でのクーポンの読み取りにも対応できる非接触ICカードリーダーもオプションで追加可能です。実際、デジタルカメラを追加したモデルが、県警から駐車違反の取り締まりを委託された業者に導入されたそうです。そこでは標識や違反したクルマを撮影し、違反記録を入力する業務で活躍しているそうですよ。
「SECURITY SHOW」のパナソニックブースで、大きな注目を集めていた「i-PRO SmartHD」の年齢・性別判定が、こちらでは店舗のマーケティングツールとして提案されています。ネットワークカメラを使ったモニタリングを監視としての役割だけでなく、年齢と性別判定によって客層分析に繋げようとするものです。客層の変化を時間毎にグラフ化・数値化し分析しやすくすることで、商品の仕入やPRなどが、お店の実情に合わせて細かく対応できるようになります。将来的な機能として、店内のお客さんが歩いた軌跡を記録する動線分析もブース正面で紹介されていました。
hiroyukiも学生時代にコンビニでバイトをしていたことがあり、当時のレジには「男20」「女20」「男30」「女30」などと書かれたボタンがありました。そして、来店者の年齢と性別を会計の際に店員のカンで判断して押していましたよ。それもマーケティング手法の1つだったのですが、「i-PRO SmartHD」の年齢・性別判定は、時代が進んでここまで来たのかと感心させられます。
続いてホームセキュリティに関する展示をご紹介しましょう。まずはマンション向けのリニューアル用途も想定した、インターホン「モニオンアール」です。インターホンは24時間365日ずっと通電されているので、内部の基板や配線の劣化が比較的早く、不具合や故障が発生するようになっていきます。その場合は新しいインターホンへ交換する必要がありますが、古いインターホンを壁から外すと、壁紙の日やけ跡がくっきりと残ってしまうケースがよくあります。これまでは日やけ跡を隠すため、インターホンよりも一回り大きな化粧パネルを壁に貼り、その上から新しいインターホンを取り付けていました。ですが、これでは施工にひと手間必要で、見た目にも不自然さが残ってしまいます。そこで、既存の様々なインターホンのサイズを調査し、壁紙の日やけ跡を本体の取付けだけでカバーできるように設計されたのが「モニオンアール」です。機能面においても、大きな液晶画面と光る解錠ボタンで操作しやすく、通話相手の話す速度を聞き取りやすいよう、ゆっくりとした速度に変換するなど優れたユーザービリティを備えています。さらに、エントランスに設置されたカメラからの来客映像と、玄関前の映像(カメラ付ドアホン子器が必要)を切り替えて表示することが可能です。また、エントランスにもう一台、カメラが設置されていれば、2台を切り替えて表示することができます。
セキュリティだけでなく、インターホンを使ってマンションの住民同士、さらには各種サービス会社とのコミュニケーションをサポートする提案もされています。それが「デジタルマンションHAシステム」です。こちらは参考出品となりますが、1P配線のデジタル伝送により、マンション内の回覧板や掲示板の役割をインターホンの画面で行うというものです。マンションのエントランスが狭く、管理室を持たない建物でも運用できるのがポイントで、これならマンションの規模に関係なく、住民同士のコミュニケーション促進に役立てそうですね。回覧板や会合の出欠確認などは連絡が回りにくく時間がかかりがちですが、インターホンなら年配の方でも操作しやすく、連絡もスムーズに行えそうですね。
| インターホンとカメラ付ドアホン子器の機能も紹介されています。インターホンの5型カラー液晶画面はタッチ操作も可能で、見たいところをタッチしてズームしたり、2台のカメラからの映像をPinP(小画面表示)表示して、親子画面をタッチで切り替えできるようになりました。また、逆光補正が自動的に行われるようになったので、留守時でも自動補正された見やすい映像が残せるようになりました。 |
パナソニックブース内、これまで取り上げてきた映像セキュリティコーナーの向かいに、オフィスと家庭にまつわるセキュリティ製品が展示されています。ここではオフィスのセキュリティに関する話題を、いくつかお届けしましょう。
まずは「1ドアセキュリティソリューション」コーナー。この「1ドア」というのは、出入り口が1箇所だけのオフィス、例えば従業員が5〜6人程度のSOHOや小規模オフィスを指しています。このような小規模オフィスであっても従業員の各デスクにはパソコンとビジネスフォンが置かれ、PBX(構内交換機)が使われているケースも多いのではないでしょうか。これら機器をうまく連携させながら、オフィスのセキュリティを高めようというのが「1ドアセキュリティソリューション」です。
オフィスのセキュリティとして一番に考えなければならないのが、入退室の管理。これは2005年に施行された「個人情報保護法」のガイドラインでも、「物理的安全管理措置」として入退室管理の実施があげられています。この入退室のシステムを低コストで導入し、手軽に運用できるのが「デイリACE」です。基本システムはドア周辺に設置する非接触ICカードリーダー「EKA4150S」と、オフィス内に設置するコントロールユニット「EKA4310」からなります。カードの登録・設定はカードリーダー本体の操作で行え、Edyカードやおサイフケータイなどにも対応しています。コントロールユニットは電気錠と連動し、ドアの開閉を管理します。入退室の履歴を最大20,000件まで残すことが可能で、履歴情報をパソコンの表計算ソフトで確認することができます。
さらにデジタルビジネスフォン「ラ・ルリエシリーズ」を導入すれば、ドア前に設置したネットワークカメラの映像をパソコンで確認できるだけでなく、入退室をビジネスフォンからも管理することもできるようになります。カメラを使った入退室管理は、都市部での利用が多いそうです。というのも、オフィスが集まる場所では訪問セールスが多く、訪問者を映像で確認できるカメラが好まれるそうです。
この「1ドアセキュリティソリューション」の大きな特長は、大がかりな設置工事が必要なく、低コストで導入できるところです。例えばSOHOとして事業をスタートする場合、既存のオフィスビルやテナントビルに入居するケースが多いですが、ビル自体にセキュリティシステムが完備されているとは限りません。そんな場合でも「1ドアセキュリティソリューション」であれば、自分のオフィスにセキュリティシステムを導入することが可能になりますし、資金が不足しがちな創業時期でも、自分に合ったプランを低コストから導入することができます。
| こちらは病院、物流センターのように、ベッドに乗せた患者さんや大きな搬入物を移動させることが多い、大規模施設向けのリーダー。ICカードとタグの両方に対応する「ICカード・タグハイブリッドリーダー」です。両手が荷物でふさがっていても、リーダーにカードをかざさずに、タグの「自動認証モード」で入退室が可能になります。 |
| タグはボタンを押すことで認証される「ボタン操作認証モード」でも利用可能です。この場合は電波の送信距離が最大約15mに伸びるので、クルマの中からでも操作でき、リーダーとの距離が離れている駐車場の出入りや、大きな台車を押しているといった場合でも、スムーズな認証が可能です。 |
オフィスのセキュリティコーナーでは高度な画像認識技術を用いた4つの「インテリジェントセキュリティパッケージ」が展示されています。
まず一つ目は「広域監視パッケージ」。これは河川や道路、鉄道、港湾など広いエリアを複数のカメラで監視する際に最適なパッケージです。それら広いエリアを監視する場合、実際の状況と監視者のところへ送られて来る映像に遅延があると、手遅れということもあるため、遅延を極力起こさないようにしなければなりません。そのためエンコーダー「AF-HX100E」では、高圧縮でデータ容量を小さくしつつも高画質なH.264形式を採用しています。またソフトウェア「AF-SX100S」により、複数のカメラを一元管理することができます。
次は「侵入検知パッケージ」。これは発電所やプラント、工場など、ある特定の場所を対象に侵入や置き去り、持ち去りなどの行動を検知するものです。常時または時間帯によって人が居るはずがない場所での動きを検知したり、普段はあるはずがない不審物の検知、逆にあるべき物が無くなっているのを検知し、アラームで知らせてくれます。
続いては2011年度に発売が予定されている「行動認証パッケージ」。これは駅や繁華街などでの人流検知や混雑、い集(人が寄り集まってくること)、ひったくりなど急に動き出す異常行動を検知します。それらを素早く見つけることで、大きな事故に繋がるのを未然に防いだり、起きた場合でも迅速なフォローに繋げていくことができます。
そしてこちらも2011年度に発売が予定されている「顔認証パッケージ」。ビルや研究所、金融機関へ入る人の顔の照合や、不審者の特定、侵入を検知します。また、顔に加え服装の特長も登録することができるので、例えば迷子が発生した場合でも、その子の顔と服装の特徴を登録することで、複数のカメラから映っている映像を検索、その行動を追って見つけ出す手がかりにも使えるそうですよ。
これらの画像認識技術はいずれも、あらかじめ不審な行動などのパターンを登録しておき、そのアルゴリズムにより判断しているそうです。画像認識技術が問題を直接解決できるわけではありませんが、問題が発生しても初期段階で対応できたり、特定の人物を絞り込むことで問題解決に繋がる手がかりを得ることができますね。
i-PRO SmartHDの新しいクラウドサービス「みえますねっとPRO」をご紹介しましょう。これはネットワークカメラからの映像を、クラウドサーバーを介してモニタリング・録画できる映像セキュリティサービスです。ネットワークディスクレコーダーの代わりにダイナミックDNS機能を使ったクラウドサーバーを利用することで、導入しやすく初期コストを抑えることができます。
「みえますねっとPRO」によるモニタリングは、パソコンのブラウザから専用ポータルサイト「○○○.miepro.net(○○○は任意の名前)」へアクセスして利用します。デモンストレーションではブース内に設置されたカメラのほか、大阪城や大阪の動物村に設置された、複数のカメラからのリアルタイム映像が映し出されています。カメラの操作は、ブラウザ内に表示されるコントロールパネルを使ってパンやズームなどの遠隔操作が可能です。また、例えば人感センサーを搭載するカメラを使って、人の動きや侵入を検知するとアラームとメールで通知する「簡易センサーお知らせ機能」も搭載しています。また、オプションになりますが、アラーム時の画像(静止画)をメール添付で受信することも可能で、どんな問題が起きたのかを画像でしっかりチェックすることができます。「みえますねっとPRO」もスマートフォンやモバイル端末によるモニタリングに対応するので、屋外に居ても何かあった場合でも、次の行動へすぐに移ることができますね。
設置に関しても特にネットワークに関する難しい知識は必要なく、ネットワークへカメラを接続し、各カメラのIDとパスワードを入力、さらに「玄関前」「勝手口」など各カメラに名称を付ければ完了。これまでカメラによる監視システムを導入したいと思っても、導入コストや設置の問題から二の足を踏んでいた中小企業の方も、これなら手軽に始められ、後々の拡張も簡単にできそうですね。
「みえますねっとPRO」は2011年7月から先行受付開始で、お試しサービスが開始されます。本サービスは2011年10月を予定しています。
SECURITY SHOWのパナソニックブース内で、ひときわ大きな存在感を放っているのはネットワークカメラが展示されているカメラタワー。パナソニックのラインナップは業界一で、オールスター勢揃いといった様子。中でも注目したいのは、1月に発表されたばかりのi-PRO SmartHDの屋外ハウジング一体型ネットワークカメラ「DG-SW395」です。高い防水性を確保するため、天井からぶら下がる蜂の巣のようなユニークな形をしています。高画質・高圧縮のH.264/MPEG-4を採用し、30フレームのHD動画配信に対応。ズーム倍率はメガピクセル対応の36倍EX光学ズームを誇ります。これなら広い駐車場の監視でも遠くまで見渡せますね。
さらに、i-PRO SmartHDコーナーで大きな注目を集めているのが、ネットワークディスクレコーダー「DG-NV200」です。ここでは顔照合のデモンストレーションが行われています。例えばお店で不審な客が居た場合、「DG-NV200」に録画されている映像からその顔を照合対象として登録すれば、次回来店した際にアラームで教えてくれるので、店員さんは怪しい人に対してしっかり警戒できますよね。
※写真の顔照合に映っている人物はパナソニック関係者です。
また、「DG-NV200」の「インテリジェンス機能拡張」として来場者の注目を最も集めているのが、なんと年齢・性別判定が可能になったことです。「DG-NV200」のすぐ近くにはデモ用の通行用ゲートが設置されていて、そこを通る人の映像がネットワークカメラから送られてきます。すると、ゲートを通る人が映し出されたモニター上では、顔の位置に枠が表示され、性別とおよその年齢も表示されます。来場者も自分が何歳に判定されるのか気になって、何度もゲートを通過する姿も見られました(笑)。そばで見ていると、かなりの的中率で判定しているようでしたよ。hiroyukiもゲートを通ってみたところ人数カウントと同時に、ズバリ「40歳・男性」と的中!お見事!これら「インテリジェンス機能拡張」は参考出品となっています。
SECURITY SHOWとリテールテックJAPANが開催されている東展示棟から、道路を挟んだ反対側、歩いて約5分ほどの西ホールで開催されているのがライティング・フェアです。パナソニックブースは、その西1ホールにあります。ブースに足を運んで驚いたのは、正面の壁面が巨大な映像スクリーンになっていることです。幅11m×高さ6mの壁一面にLEDが埋め込まれていて、そこにプレゼンテーション映像が映し出されています。映像は女性MCのナレーションや動くタイミングと一致していて、ちょっとしたアトラクションを見ているような気分になりました。スクリーンの奥は二階建て構造で、1階はLED新製品の展示、2階は高出力タイプ、高演色タイプ、そして「美光色」タイプのLEDの違いによる絵画の見え方の差や、空間の明るさを示す指標「Feu(フー)」の解説がされています。
「SECURITY SHOW 2011」「リテールテックJAPAN 2011」「ライティング・フェア2011」の各パナソニックブースをご紹介しましょう。まずはSECURITY SHOW 2011ブースから。
SECURITY SHOW 2011ブースでは、i-PRO SmartHDによる映像セキュリティを中心に、オフィスと家庭のセキュリティソリューションが展示されています。メインステージはセキュリティソリューションセンター長に扮した男性MCが、新人役の女性MCに製品やソリューションを紹介するプレゼンテーションが行われています。秋葉原の街頭に設置されている防犯用の無線ネットワークカメラの実例や、パナソニックブースの出展商材をダイジェストで見ることができますよ。また、メインステージの真裏ではi-PRO SmartHDの顔照合・年齢判別機能、遠隔操作などのデモンストレーションが行われています。
来週に迫った「SECURITY SHOW 2011」「リテールテックJAPAN 2011」「ライティング・フェア2011」の、パナソニックの出展内容をご紹介するスペシャルサイトが公開されています。本日発表されたリリースも合わせ、予習も兼ねて覗いてみましょう。
「SECURITY SHOW」におけるパナソニックブースのテーマは「“もっと”つながる・ひろがる」で、「リテールテックJAPAN」のブースとの統一テーマです。こちらでは特に「IPセキュリティソリューション」を掲げ、注目はHDの高画質でネットワークカメラとレコーダーやクラウドサーバーがIPネットワークで繋がる「i-PRO SmartHDシリーズ」。顔検出、年齢・性別判定などの高度な機能を盛り込みつつ、IPネットワークによるクラウドサービスや携帯端末との連携など、最先端の監視システムに触れることができるようです。
こちらもテーマに「“もっと”つながる・ひろがる」を掲げる「リテールテックJAPAN」のパナソニックブースですが、「AV機器とリテール機器の融合」と「クラウド時代のストアソリューション」がキーワードです。業務の効率化を図るPOSシステムやモバイル端末、そして商品やサービスのPRコンテンツを配信により訴えかけるデジタルサイネージ。まさにAV機器とリテール機器の融合、クラウドによる次世代の店舗モデルを見ることができるのではないでしょうか。
こちらのスペシャルサイトで注目なのは、従来の直管形蛍光ランプの代替として使える直管形LEDランプです。LEDランプといえば丸い電球型を思い浮かべますが、長いガラス管にLEDが収められた直管形LEDランプは、その仕組みや構造がとても気になりますね。また、「さらなるLED照明 近日公開」との告知も要注意。おそらく会場で新しいLED照明が発表されるのでしょう。
以上、各展示会の注目すべき展示内容を簡単にご紹介しました。各スペシャルサイトはいずれも内容が充実していますので、来場前の予習にもなりますし、このブログにお付き合いいただく際の理解も深めることができると思いますので、ぜひご覧ください。
こんにちは、ブログライターのhiroyukiです。年が明けたと思ったら、もう3月。この冬は全国的に大雪に見舞われた地域も多く、寒さも厳しかったですね。最近では暖かく感じられる日もあって、春ももうそこまでといった感じです。
さて今回hiroyukiは、東京ビッグサイトで3月8日から開催される「SECURITY SHOW 2011」と「リテールテックJAPAN 2011」、そして「ライティング・フェア2011」のレポートをお届けします。「え?一度に3つの展示会を取り上げるの?」と驚かれた方もいるかもしれませんが、これらはビジネスや産業分野における総合展示会「街づくり・流通ルネサンス2011」を構成する展示会として同時開催されます。「街づくり・流通ルネサンス2011」は全部で7つの展示会で構成されていて、流通・産業界における店舗や商業施設、各種設備機器、建材、情報システムなどを扱う展示会としてはアジア最大級を誇ります。では、ブログで取り上げる3つの展示会について、簡単にご説明しましょう。
まず、昨年のブログレポートでも取り上げられた「SECURITY SHOW 2011」は、一般家庭の防犯からオフィスのセキュリティ、地域の防災など、街の安全と安心を実現するための製品やサービスが展示される国内最大級のセキュリティ関連の展示会です。
続いて「リテールテックJAPAN 2011」は、その名の通り小売店を中心とした流通業におけるPOSシステムから在庫管理システム、物流システム、デジタルサイネージなど、流通業の経営と運営を支えるIT機器やシステム、関連するサービスが集まる日本最大の展示会です。
そして「ライティング・フェア2011」は、照明器具をはじめ光源・関連材料・部品などの最新の製品や技術が一堂に介する展示会です。
これら展示会は基本的に業界向けの展示会なので、一般の私たちが普段目にする機会が無いものばかりかもしれません。ですが、毎日お店で当たり前のように買い物をしたり、安心して街を歩くことができる安心や安全の為に日々動いている世界の展示会で、私たちの生活とは切っても切り離すことができません。その意味では、私たちの生活を支えている舞台裏を観ることができる展示会とも言え、どんなものが見れるのか楽しみです。ぜひ、みなさんもお付き合いください!
- SECURITY SHOW 2011(第19回セキュリティ・安全管理総合展)
- 会期: 2011年3月8日(火)~11日(金)
会場: 東京国際展示場「東京ビッグサイト」東2・3ホール
主催者: 日本経済新聞社
公式サイト:http://www.shopbiz.jp/ss/
- リテールテックJAPAN 2011(第27回流通情報システム総合展)
- 会期: 2011年3月8日(火)~11日(金)
会場: 東京国際展示場「東京ビッグサイト」東1・2ホール
主催者: 日本経済新聞社
公式サイト:http://www.shopbiz.jp/rt/
- ライティング・フェア2011(第10回国際照明総合展)
- 会期: 2011年3月8日(火)~11日(金)
会場: 東京国際展示場「東京ビッグサイト」西1・2ホール
主催者: (社)日本照明器具工業会、日本経済新聞社
公式サイト:http://www.shopbiz.jp/lf/


